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山梨デスティネーションキャンペーン 2008年

◎ 2009年05月25日・観光客、財布のヒモ締める (朝日新聞山梨版
山梨県の観光客動態調査によると、2008年に県内を訪れた観光客数は4,752万9千人で前年比 1.6% のマイナス。現在の調査方式になった1999年以降、初めて前年を下回った。』
2008年4月~6月にJR東日本の山梨デスティネーションキャンペーンが実施されました。このページのその記録です。

JR東日本八王子支社ホームページの山梨デスティネーションキャンペーン

セカンドステージを観光立国としてトップページに変更しました 2008年10月24日
風林火山号
山梨県大型観光キャンペーン公式ホームページ
山梨県観光部観光企画課-山梨県観光客動態調査結果

◇ 2008年07月01日、山梨DC:閉幕 大河ドラマ終了後も観光客数は高水準維持 毎日新聞山梨版

D51 498

最終日の2008年6月30日、蒸気機関車「D51 498」の銘板(縦20センチ、横77センチ)が山梨県に寄贈されました。


なんとなくリンク集

D51甲府を走る
甲府市桜町踏切で撮影したD51
山梨県が2008年のゴールデンウイーク(4月26日~5月6日)の県内の観光客数をまとめたところ、前年比0.4%減の延べ273万人となった。 地域別では、風林火山館の観光客数が昨年の4分の1となるなどした峡北地域で16.6%減の36万7000人と落ち込み、身延山久遠寺などのある峡南地域も6.3%減の17万8000人となった。一方、道の駅富士吉田、山中湖花の都公園への客数が増えた富士北麓地域は6.6%増の112万人、県立リニア見学センターのある東部地域も、首都圏から近い地の利があり2.7%増の11万4000人となった。(産経新聞山梨版 2008年05月26日)
(2008年05月04日 山梨日日新聞記事より)「山梨DCスタート1カ月の状況を発表した」
 JR東日本八王子支社によると、4月1-13日にSLや快速電車など37本のイベント列車を運行。「いずれの列車もほぼ満員」(同支社)で、1万430人が乗車した。  4月は「駅からハイキング」のイベントを5カ所で開き、昨年の3.3~1.2倍の参加者が集まった。約600人が参加した穴山駅発着のイベントは、他県の参加者が9割を占めた。  5~14日には笛吹、山梨市内で桃の花の観賞会場などと駅を結ぶバスを運行。昨年の1.8倍に当たる3200人が利用した。同支社は「キャンペーンの集客効果が出ている」とみている。
--JR東日本八王子支社ホームページの「お知らせ」で5月1日付けのPDFファイルが公開されています。
2008年04月24日、2007年山梨県内の観光客、9.6%増の4829万人、消費総額が13.2%増の4461億円と急増した 日本経済新聞甲信越版_0424
07年の伸び率は客数(06年は2.8%増)、消費額(同5.3%増)ともに06年を大きく上回った。06年は27.3%増えた県内客数は5.7%増にとどまったが、6.7%減だった県外客数は11.7%増えた。観光目的は「自然」「温泉」が微減だったのに対し、「文化・歴史」は20.2%と4ポイント以上増え、ドラマ効果を裏付けた。  宿泊客数は4.9%増の633万人と、0.9%増だった06年より大幅に伸びた。ただ伸び率は日帰り客(10.4%増の4195万人)の半分で、平均宿泊数も1.35泊と06年並みだった。県が目指す「宿泊滞在型観光の拡充」に向け、一層の取り組みが求められる。
この件で、山梨日日新聞朝日新聞山梨版にも記事があります。23日発表の2007年山梨県観光客動態調査結果とのこと。

観光客全体のうち、県外からの割合は70.3%。東京(30%)、神奈川(17.3%)、静岡(10%)など隣接都県からで半数以上を占めた。また、外国人観光客数は前年比28%増の88万人となった。うち4割近くが中国からとみられ、富士山観光が人気という。(朝日新聞)

ブログ記事、「山梨県観光客動態調査の結果」を書きました。
2008年04月08日・試される「もてなしの心」 山梨、観光客増へ官民一体 産経新聞山梨版 2008-04-08
『山梨DCでは特に、県内観光の弱点といわれてきた最寄り駅と観光地を結ぶ“二次交通”を拡充しており、停滞気味の宿泊客数の増加を目指す。半面、最も必要な“観光客へのもてなし”ができるかどうかが、試されることになった。』
D51甲府を走る
D51 甲府を走る
2008年04月02日の各紙の記事

DC開幕、山梨県内各地でイベント・SL運行や交流会など 日本経済新聞甲信越版_0401
 横内正明知事は1日朝の開幕式典で「宿泊滞在型の観光地を目指し、全国からの観光客を県民挙げてもてなしたい」と述べた。宮島雅展甲府市長は「昨年の風林火山博の盛り上がりを継続させる絶好の機会になる」と強調した。

デゴイチ甲斐路を駆ける 読売新聞山梨版

D51:雄姿、38年ぶり 甲府駅で出発式 甲府-塩山駅間、5日間14往復 毎日新聞山梨版
D51の出発式は甲府駅であり、見物客ら約800人が集まった。横内正明知事は「山梨の春は最も鮮やかな季節。めぐまれた観光資源をアピールしたい」とあいさつ。午前10時10分、大きな汽笛の音とともに走り出すと、歓声が上がった。

38年ぶりのSL雄姿に人波 デスティネーションキャンペーン始まる 山梨日日新聞 2008-04-02
客車には多くの家族連れが乗り込み、D51が吐き出す黒煙のにおいや汽笛の音を楽しんだ。通常20分かかる甲府-塩山駅間を約1時間かけて走り、乗客からは「ゆっくりした旅も楽しい」という感想が聞かれた。
JR新宿駅ホームでも山梨に向かう団体列車の出発式があり、JAフルーツレディやよろい武者にふんした駅関係者が見送った。

汽笛高らか SL特別運行 朝日新聞山梨版

SLも走った!山梨で大型観光キャンペーン 産経新聞山梨版

2008年04月01日、思い出のD51発車 きょう甲府‐塩山駅間 当時の機関士ら 「雄姿」に思いはせる 山梨日日新聞
 『1970(昭和45)年4月18日、甲府駅で蒸気機関車(SL)のさよなら記念式が行われ、多くの人が最後の雄姿を見届けた。』と書かれていて、日本国有鉄道時代にこの時まで中央線にはSLも走っていたと分かりました。国鉄は1987(昭和62)年4月1日にJRグループ各社などに分割民営化されました。
東京~甲府は1931(昭和6)年に電化が完成していたそうですが、上諏訪~辰野間の電化が1962(昭和37)年に先行して、甲府~上諏訪間が電化されたのが1964(昭和39)年、辰野~塩尻の電化が1965(昭和40)年で中央東線の全線電化の完成とのこと。(Wikipedia 中央本線より)
D51は貨物列車を引っ張る蒸気機関車で、客車用はC62だったと思います。違いは動輪の数、Cは大きな動輪が3つで速度が出る、Dは4つで馬力がある、以上は子供の頃に覚えたことなので記憶は曖昧でしたから「SL C62 Museum」で確認しました。山梨など勾配の厳しい山地の路線では旅客列車もD51だったのかも知れません。甲府では1970年まで使われたとすれば貨物列車とか構内の入れ替え作業などは蒸気機関車のお仕事だったのか。

2008年4月~6月はJR東日本の山梨デスティネーションキャンペーン期間になります。
山梨県庁からは平成19年12月26日に、知事発表がありました。

「デスティネーションキャンペーン」については風林火山博の事を調べはじめた時に「富士の国やまなし」のサイトで「大型観光キャンペーン推進協議会」があることを読んでいましたが、風林火山博を集中して追いかけていたので、最新情報は確認していませんでした。

山梨県大型観光キャンペーンホームページがリニューアルされて、「山梨県大型観光キャンペーンとは」というページと、山梨県大型観光キャンペーン推進協議会ページを合わせて読めばよく分かります。
『Destination(目的地・行き先)とCampaign(宣伝戦)という意味の造語です。このキャンペーンは、JRグループが地方公共団体及び地元観光関係事業者と一体となり、特定の地域(デスティネーション)を対象として、広域的かつ継続的な観光宣伝事業を展開するものです。JRグループが持つ強力な宣伝ツールによりキャンペーン期間中の強力な送客が期待できます。』(記事から引用)

北杜市の地域新聞「八ヶ岳ジャーナル」は、 早くも2008年01月07日の記事で「山梨DC 市内からは七つの観光コース」を出していました。
鉄道の小箱では、『山梨が熱くなる「山梨DC」、来年4月から』として2007年12月26日の記事がありました。『鉄道ファンの目玉は、千葉DCと同様、SL運転でしょうか。甲府-塩山間で計5日間運転されます。往路SL牽引、復路EL牽引となります。また、小海線にびゅーコースター風っこが走りますし、他にもイベント列車が走るようです。』というニュースは、鉄オタさん達の想いや狩人の「あずさ2号」を思い出させてくれました。探して見つけました--JR八王子のお知らせで、「山梨デスティネーションキャンペーン」を開催します(2007年12月26日)という PDFファイルの中にD51(デゴイチ)が走ることが書かれていました。

山梨総研のホームページに「山梨滞在メニューの提案」が掲載されていて、『00年9月から11月に行われた前回のデスティネーションキャンペーンは「ときめく旬感!山梨ロマン街道」をテーマに、自然・味覚・文化をPRした。今回のキャンペーンでは「週末は山梨にいます。」をキャッチフレーズとし、「すこやか人・いやされ人・みとれ人・あじわい人・まなび人」の週末にふさわしい滞在メニューを提案している。週末という言葉には、団塊の世代の退職期を意識し、第二の人生を山梨で暮らしているという意味も含まれているという。』と書かれていたので探してみたら、「山梨ディスティネーションキャンペーン00」が見つかりました。当時、JRの駅構内や列車内に貼り出された広告写真が残されていて、これには感謝です。

「JR デスティネーションキャンペーン」で検索して、風林火山博の次のホームページテーマを考えてみようかと思っています。幅が広く、奥行きが深く、時系列もある三次元、四次元の中味を平面のWebページの上にどのように展開するのが良いのか、そのことを考え続ける素材が目の前に投げかけられたように感じました。

(2008年1月9日のICT甲府ブログ記事から一部を転載し編集)

2008年01月25日の各紙がJRのイベントスタートについて伝えていました。

山梨日日新聞 県内の駅待合室など再整備 JR東日本 4月からの観光企画に合わせ
 JR東日本は4-6月の大型観光キャンペーン「山梨デスティネーションキャンペーン」(DC)に合わせ、県内の駅の設備を再整備する。大月駅など計17駅の待合室を整備し、上野原駅はトイレをリニューアルする。
 待合室は、2007年3月に甲府駅に新設したのに続く整備。大月、塩山、韮崎は空調付き待合室を新設、山梨市、石和温泉、小淵沢の三駅は空調付きに改装する。四方津、勝沼ぶどう郷、酒折など11駅でもリニューアル工事をする。また中央線の上野原-小淵沢の25駅のうち、18駅に木目調ベンチを整備する。整備費用は合計で約2億円。
 山梨DCで、JRは「デゴイチ」の愛称で知られる蒸気機関車(SL)のD51列車など、計105本のイベント列車を運行する計画。山梨を訪れて温泉や果物狩りを楽しむツアーを企画、2月19日から販売を始める。

産経新聞山梨版 イベント列車、山梨へ観光PR
 4~6月にJR各社が山梨への観光をPRするデスティネーションキャンペーンで、JR東日本八王子支社は24日、新規のイベント列車を77本運行すると発表した。また期間前に県内の中央線各駅で待合室または木目調のベンチを整備し、「観光客に快適に駅を利用してもらい、増加につなげたい」としている。
 4月には日にち限定で、ライトアップされたモモ畑の中をめぐる「ナイトビュー桃源郷号」(甲府~甲斐大和駅間)や蒸気機関車(甲府~塩山駅間)を運行。5月に小海線の小淵沢~長野・野辺山駅間でトロッコ風列車、6月にはサクランボ狩りのため埼玉・大宮~竜王駅の直通快速列車を走らせ、それぞれ1カ月前から販売する。また宿泊を伴ったパックツアーも各種用意する。

日本経済新聞甲信越版 JR東日本、山梨DC始動へ・イベント列車運行など
 東日本旅客鉄道(JR東日本)は24日、山梨県と共催する「デスティネーションキャンペーン(DC)」の事業計画を発表した。4月1日―6月30日の期間中に77本のイベント列車を運行するなど、総費用は10億円。県は30日から全国261カ所の旅行会社などに販促キャラバンを派遣する。今年の観光振興のカギを握る大型企画がいよいよ動き出す。
 JR東日本はD―51型蒸気機関車が引く「SL山梨桃源郷号」のほか「お座敷さくらんぼエクスプレス号」など季節の花や観光の目玉に合わせた7種類の特別列車を走らせる。利用者は2万人を見込む。全国から集まる観光客に便利なように、新幹線と接続する東京駅発着の特急「あずさ」も増発する。
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