新山梨環状道路

新山梨環状道路
計画縦覧と公聴会
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新山梨環状道路北部区間、計画縦覧と公聴会

山梨県庁サイトで、「新山梨環状道路北部区間」都市計画素案の縦覧について(更新日:2011年2月14日)が出ています。
山梨県県土整備部都市計画課には、都市計画手続きのお知らせ(更新日:2011年2月4日)の記事があります。 縦覧期間は2月14日(月曜日)~2月28日(月曜日)  午前8時30分から午後5時15分まで  (土日は除く)
縦覧-意見書提出-公聴会という流れについては、これらのページに以下のように書かれています。

現在、国及び県で計画を進めている「新山梨環状道路北部区間」(甲府市桜井町から甲斐市宇津谷まで)の都市計画の素案がとりまとめられました。この計画に県民の皆さまのご意見を反映させていただくため、この素案を次の日程により縦覧するとともに、公聴会の開催を予定しております。
素案に対して意見のある方は、縦覧期間中に意見書を提出することにより、公聴会に出席して意見を述べることができます。
なお、意見書が提出されない場合は、公聴会は中止となります。
傍聴を希望される方は3月1日(火曜日)以降にご覧のページの下記「公聴会の開催予定について」でご確認いただくか、お問い合わせ下さい。

参考-県庁トップ > まちづくり・環境 > 道路 > 高速道路・地域高規格道路 > 地域高規格道路 > 新山梨環状道路・北部区間にある 「今後の手続きの流れ」 (私にはこの流れの中での現在地は理解できていません)
公聴会の開催予定は、3月15日(火曜日) 午後7時~甲府市北部市民センター  3階大ホール(湯村、山の手通り沿い) 及び、3月16日(水曜日) 午後7時~甲斐市双葉公民館  1階ホール(双葉駅の近く)

私はこの北部区間の説明会は三か所に出かけて説明を聞き、それぞれの地元の方のご意見も拝聴しています。
2009.01.26 新山梨環状道路(北部区間)検討会
2010.02.12 新環状道路北部区間の説明会が開催される
2010.03.04 都市計画と交通計画、環状道路北部区間 三か所で説明会を傍聴したまとめはこの記事に書いています。
この時から1年が経ちます。都市計画課の基本情報-県庁トップ > まちづくり・環境 > 道路 > 高速道路・地域高規格道路 > 地域高規格道路 > 新山梨環状道路も国土交通省甲府河川国道事務所の新山梨環状道路も更新されている様子はありませんので、昨年の説明会で使われた計画案がそのまま縦覧に入っているのかも知れません。
昨年の説明会での意見が反映されたのかどうかは不明ですが、今回意見書が提出されずに公聴会は無く、決定-告示になることはおそらく無いと思います。
私は北部区間は計画凍結して、城東通りバイパス<->美術館通りの完成に集中する方が良さそうに感じています。その後では城東通りを含めて甲府市中心部の狭路は全て一方通行化し歩道を整備し電線地中化しパーキングメーターを設置するというような大胆な改革を行う事です。

国土交通省から出ている報告書などにリンクしておきます・・・
◇ 2011/02/14 国土政策検討委員会最終報告-最終報告本文(1,210 KB) と 最終報告概要(344 KB)
◇ 2010/12/17 第2回長期展望委員会・配付資料-資料3 国土の長期展望に向けた検討の方向性について(PDF ファイル8,356KB)
「山梨県新環状道路というハード」によってどのような「ソフト」が動くのか先ず考察されねばならない、それを重視する長期的な方向性が求められているのではないかと感じます、昔作った計画をとにかく実行するのが行政のあり方ではないと、国土交通省ですら考えているのかも知れません・・・素人の勝手な思い込みかも知れませんが・・・


例えば、計画の全体が北部バイパス(県道6号線山の手通り)の渋滞解消から国道20号甲府バイパスの渋滞解消に変更された理由。
例えば、地質調査などが計画遂行に合わせて結果が決められてきたらしい状況が原発問題で衆目に明らかになった事を念頭において、湯村温泉郷が枯れるという反対意見はあり得ないかどうか。

国民が納得できる説明無しに最終計画縦覧を強行して実施フェーズに移行するなら、この計画は数十年前のゲバルト・実力闘争と同様な経過を辿る可能性は大いにあります。山梨県警の機動隊が連日連夜出動し流血の惨事が起る事は避けねばならない。

【ブログ】
2011.02.16 新山梨環状道路北部区間、計画縦覧と公聴会 それまで見てきた経緯を残してあります。
3.11の直後に、2011.03.18 新山梨環状道路東側区間説明会を延期 を書きました。