甲府市中心市街地活性化

中心市街地活性化
中活協議会
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 事業要望書
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名簿と規約
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中心市街地活性化協議会の活動経緯と議事録

甲府市中心市街地活性化協議会(055-233-2241)ホームページより
平成22(2010)年6月21日現在の甲府市中心市街地活性化協議会 構成員及び規約抜粋
(議事録の下線や強調部分は編者によります)
第11回 平成22年6月21日(月)午前10時30分~正午
会場・桜座(コリド桜町)

4.事務局出席 LLCまちづくり甲府 業務担当 深津宏樹、企画担当 岡 健司

5.議事内容等
 開会の後、望月会長から、「先般かすがも~るにオープンした『山梨まんなか市場』は盛況のようで何よりだ。100円商店街も好評のようで、活性化事業が少しづつ実行に移されている感がある。本日は議題もいくつかあるが、真剣に議論いただき前向きな意見をいただきたい」旨のあいさつをした。
続いて、望月会長に議長に就任いただき、まず議事1)について、事務局に説明を求めた。

1)一部委員の入れ替えの承認について
 資料1の委員(案)により事務局から説明。委員18名、オブザーバー2名に変更は無いが、まちづくり甲府の組織から専務理事が外れたことによる委員の交替、人事異動による委員交替など、4名の委員・役職の変更を説明し、全員異議なく承認された。
【編注・資料1は公開されていませんが、これまでの委員リストを修正してみました】

2)中心市街地活性化基本計画の修正について
甲府市企画部中澤課長より、基本計画の修正について説明。計画認定時の57事業に、甲府駅北口観光案内板設置、地場産業紹介ディスプレイ設置など5事業を加えて62事業とした。成果指標である小売販売額、歩行者通行量、居住人口は中間の数字をみると、リーマンショックの影響などもあり、かなり厳しい現状にある。

議長は、中澤課長の説明を受けて、各委員に意見・質問を求めたところ、次のとおり意見・質問が出され、甲府市中澤課長・会議所越石課長等から回答があった。

(基本計画の修正に関する意見・質問、回答)

望月会長:目標未達成でも補助金の返還等は必要ないのか。
丸茂委員:甲府の基本計画認定は全国60番目前後だが、この時期は景気が急激に悪化し始めた頃でもあり、どの市町村も成果指標の達成は厳しいはずだ。同じ頃に認定を受けた市町村のなかで成功事例があれば教えてもらいたい。
望月会長:特に同等規模の市町村の動きについては調べて報告してもらいたい。
樋口委員:歩行量は全体としては減少しているが、ポイントによってもかなり違う。ポイントごとに対応策を考えた方がいいのではないか。具体的には紅梅町周辺がこの秋に整備され、中心部の活性化の目玉となるので、ここを重点的に支援するべきではないか。
大村委員:紅梅町オープンに向けては会議所を中心に販促イべントの計画がある。岡島でもこの時期に物産展をぶつけるなど、紅梅地区を盛り上げていくつもりだ。
越石課長:10月9日から10月末まで「甲府グランバザール2010」の名で朝日町を含む中心商店街全体の販促イべントを計画している。商店街全体として盛り上げるとともに、各個店は紅梅町オープンをチャンスととらえて積極的に参加してもらいたい。
中澤課長:成果指標の未達成イコール補助金の返還というものでもないが、やはり達成・未達成は成果として問われる。補助金の使途が不適切な場合は返還の対象となりうる。成果指標の中には、とある公民館の利用者数というようなものもあり、こういったもので催しものを増やして成果指標を達成した例もあると聞く。歩行量や居住者人口は施設の利用者数などに比べて達成が難しいものである。同規模の市町村の動きについては、また調べてご報告したい。
森澤委員:中心でイべントがあると駐車場不足と渋滞で、中心街が大変混雑する。何か駐車場対策を考えていれば教えてもらいたい。
小杉氏(宇佐美委員代理):紅梅ビルには来客用に170台の駐車場があるが、とても足りないので、外の駐車場とも契約することを検討している。

3)甲府駅北口拠点整備について
 甲府市中澤課長より、資料を元に説明。藤村記念館、ぺデストリアンデッキ、よっちゃばれお祭り広場など今年度内に完成予定の事業のほか、甲州夢小路、新県立図書館など平成24年度までには概ね完成する予定の事業を中心に説明があった。説明に対して議長が、質問・意見を求めたところ、以下のような質問と意見が出され、宇野委員等が回答した。
樋口委員:紅梅町のオープンのように、北口でもハードの整備に留まらず、販促のイべントをしないともったいない。
宇野委員:駅北口でも今年の8月頃、ぺデストリアンデッキの完成に併せてNHKのキャラクターやヴァンフォーレ甲府との関連イべントを計画している。舞鶴陸橋だけでなく線路の南北を結ぶ歩道、陸橋からの昇降が楽になるエレべーターなども現在検討中である。

4)合同会社まちづくり甲府の平成22年度事業について
 本議題については事務局より説明。今年度の新規事業である、中心市街地再生モデル事業、100円商店街事業、山梨まんなか市場事業の内容について担当の大芝委員、事務局深澤、岡が説明した。議長は、説明を受けて、各委員に意見・質問を求めたところ、次のとおり意見・質問が出され、以下の通り回答があった。
望月会長:オリオンイーストの地権者に事業計画に対する合意形成ができそうか。テナントは県外から誘致するのか。
大芝委員:合意形成は3回目までの面談交渉で得られればと思っている。本事業のコンサルである東京のUG都市建築設計を通じて、核テナントは東京から集客のあるお店を、残りは地元から誘致したい。
望月会長:100円商店街では100円のものを出品して損するところがあるのではないか。年間4回実施ということだが、毎月実施した方が良いのではないか。
越石課長:100円商店街は100円の商品をきっかけに、個店に足を踏み入れてもらうことを目的にしており、100円商品のもうけ自体が目的ではない。顧客と店前でコミュニケーションしたり、100円商品を買い上げて、店内に入ることで、新規顧客の獲得につながる可能性がある。
清水委員:商人塾は個店の売上増に寄与する大変有意義な事業だったと思うが、なぜ補助が打ち切られてしまったのか。
宇野委員:商人塾は2年間甲府市の補助事業として会議所で実施したが、補助事業として終了しただけで、今後は商業者の自発的な活動として実施してもらいたい。具体的な活動計画が固まったところで、相談してもらえれば甲府市としても側面的な支援をするつもりでいる。
望月会長:山梨まんなか市場は補助事業終了後の平成23年度以降も、是非継続してもらいたい。現在は人件費・事業費とも補助金で賄っているとのことだが、とても良い事業なので自立を見据えて、運営してもらいたい。
事務局(岡):オープンして約2ヶ月だが、従業員のローテーション方法や仕入れ先の検討をして、自立できるように利益の捻出方法を考えている。
宇野委員:事業受託者である、まちづくり甲府でも継続の方法を模索している。事務局を中心に、利益率向上やコストダウンを検討しているので、しばらく見守っていてもらいたい。

5)その他
 議長からのその他の意見や要望を求めたところ、特に無かったため、越石課長から6月19日に開催されたイオンモール甲府昭和の大規模小売店舗立地法に関する説明会の内容について紹介した。説明会で配布された資料を元に、売場面積、営業時間、駐車台数などの概要につき情報提供をした。これに関連して、意見等を求めたところ特に無かったため、議事を終了し、事務局が閉会を宣した。

第10回 平成22年2月9日(火) 午前10時30分~正午
会場・錦通り「ボンマルシェ」

4.事務局出席 LLCまちづくり甲府 リーダー 越石 寛、同業務担当 望月雅樹

1)中心市街地活性化基本計画並びに市庁舎の進捗状況について
まず、甲府市中心市街地振興課 中澤課長より、基本計画の説明があり、57事業が、A~Gの7段階の進捗状況に分けられた資料に基づいて、詳細な説明があった。
また、市庁舎については、宇野副市長より、前回説明があったプロポーザル(案) と基本設計(案)とを比較しながら、「基本設計の大枠」について詳細な説明があった。
議長は、中澤課長及び宇野副市長の説明を受けて、各委員に意見・質問を求めたところ、次のとおり意見・質問が出され、宇野副市長等から回答があった。

(基本計画への意見・質問、回答)
浅川委員:YYプロジェクト事業は、資料によると20年度となっているが、継続されているのか状況を教えてほしい。また、甲府駅南口検討事業の状況と組織、特に自治会関係者の参加がどのようになっているかも併せて伺いたい。
宇野委員:YYプロジェクトについては、22年度まで継続して行われると聞いている。また、甲府駅南口検討事業については、まちづくり研究会が立ち上がっており、甲府市も会議費やデザイン設計費などを一部補助しており、組織については、(株)ダイタの中込社長が会長を務め、橘地区の自治会関係者も参加していると聞いている。
望月会長:今の甲府駅南口検討事業に関連して、最近甲府駅南口では、タクシー運転手がタバコを吹かしてたむろしている光景が目につき危惧している。改善策はないものか。
宇野委員:タクシープールがある道路が県の管理下にあることから、県と市で、駅前全体の議論からはじめて、検討していきたい。
長坂委員:こうふ・タウンファンタジー事業は、21年度で終了してしまうのか。
宇野委員:中心商店街のソフト事業については、費用対効果・地元の協力などを踏まえて、見直しを行っており、こうふ・タウンファンタジー事業は、甲府市としては現状22年度予算には盛り込んでいない。
望月会長:事業継続には、地元の協力意識が大切で、それがない事業は見直さざるをえないと私も考えている。
森澤委員:空き店舗対策事業の中に、新たな街の駅の検討とあるが、現状どのような状況なのか教えて欲しい。
中澤課長:基本計画を検討している時に、朝日町の方で、「銀座街の駅」的な施設を検討したいとの話があり盛り込んだ。現状では、まったく同じではないが朝日町に空き店舗を活用した福祉施設を設け運営している。
長坂委員:岡島百貨店のリボーン計画についての概要と進捗状況と併せてオリオン南所有地の状況も教えてほしい。
渡邊氏(大村委員代理):店舗の内外装のリニューアルと魅力あるテナントの誘致を柱にすすめてお り、22年度動き出す予定となっている。特に、甲府の街にない若者をターゲットにした展開を図っていきたい。また、オリオン南部の所有地については、ポケットパークにしていきたいと考えている。
望月会長:共通駐車券事業については、良い事業と考えているので、担当であるまちづくり甲府(事務局)から現在の状況を説明して欲しい。
事務局:現在、大型店、地元駐車場業者、商店街関係者等により検討会議を設けて検討している。先般大型店より自前の駐車場から大手駐車場会社の委託運営に切り替えたことから連携が難しいとの回答をいただいたところだが、歩み寄れる接点を見出しながら、紅梅町再開発ビルのオープンに併せてシステム構築を目指したいと考えている。
高野委員:機械式の駐車場は、アマノというメーカーの機械がほとんどなので、そのシステムに合せることと、100円券ないしは200円券として発行し、事前に大型店や商店街に買っていただくような方式に持っていければ実現できるのではないか。
望月会長:共通駐車券事業については、実現に向けてのスケジュールを明確にして、対応して欲しい。次回また報告をして欲しい。

(市庁舎への意見・質問、回答)
丸茂委員:同じ時期に、県の防災新館の建設が予定あるが、外観のデザインや機能などの連携について話し合いが持たれているのか教えていただきたい。
宇野委員:今話し合いが持たれているのは、1階のスペースについて、お互いに事務スペースにせず、機能が重複しないよう検討している。県の方では、物産を販売するスペースやジュエリーミュージアムなどを設ける方向ですすんでいる。一方市の方は、市民活動向けのスペースとして考えている。その他、駐車場や会議室の利用については、連携することで話し合いを持っている。外観については、まだ検討していない。後、高さについては、県の方ではヘリポートを作るので少し高くなる予定である。
望月会長:全く同じということではなく、外観の雰囲気については、デザインの統一を図って欲しい。
森澤委員:1階の駐車場については、土日イベント広場的な利用も考えていると説明があったが、イベントがない時はどのような利用を考えているのか、また駐車料金についてはどのように考えているのか教えて欲しい。
宇野委員:駐車場であったり、イベント広場であったり自由に運用できるようなシステムを考えている。また、いくらかの料金設定はしなければならないと考えている。
望月会長:駐車場については、一番の問題と考えている。先程の説明では、地下の駐車場はつくらないということであるが、1階の147台ということで賄えるのか疑問である。
宇野委員:147台という台数は、交通量調査を行い、算定した数字で、少なくとも市役所来られるお客様は賄えると考えている。
高野委員:現在、岡島百貨店が一部機械の老朽化で96台分の駐車場を閉めているが、201台ある私共のかわせみ駐車場がいっぱいになることはないのが現状である。また、中心街は空き地がほとんど駐車場になっており、飽和状態になっているのも事実である。街の中を歩いてもらうこと考える観点からも、既存の街なか駐車場を活用いただくことも考えていただければと考える。
丸茂委員:私共もペルメ桜町で駐車場を運営しているが、会議所がセミナーなどで満車などの時は、ご利用いただくような連携もしていただいていることを考えると足りるのかなとも感じている。
望月会長:前回のプロポーザル案では、確か「ぶどう」を植えるようなことがあったように記憶しているが、基本設計案ではどうなっているのか。また、議場が、年間数十日しか利用しない議会のために、最上階の一番いい場所にあるのは疑問があると考えるが、他都市の状況はどのようになっているのか。
宇野委員:まず、ぶどうについては植えるのではなく、ぶどう棚をモチーフにして、太陽光パネルを設置しようと考えている。また、議場については、他都市でも構造上の事を踏まえて、別棟か最上階に位置している。なお、利用日数ことは、運用面で利用率を上げることを検討していきたい。
長坂委員:中央商店街地区の防災時の避難場所として、現在中央公園が指定されているが、新市庁舎が完成した際は、市庁舎の駐車場を避難場所として頂き、中央公園を活用できるようなことを検討して欲しい。
宇野委員:中央公園は、県有地ということもあり、具体的な活用策を出していただいた上でないと検討するとは出来ないと考えている。

議長は、以上各委員から出された意見を課題として捉え、今後の基本計画の実施、市庁舎建設に反映していただくよう甲府市に要望し、議事1)を終了した。

2)甲府銀座ビルについて
まず、甲府市中澤課長より、甲府銀座ビルの経緯を踏まえ、新しいオーナーの現状説明があり、事務局(越石)より、オーナーが委託したコンサルタント会社(株)ジュナイスから説明があったビルの活用構想についての補足説明を行った。
議長は、甲府市並びに事務局からの説明の後、各委員に意見・質問を求めたところ、長坂委員より次のとおり補足説明があった。
長坂委員:オーナーが委託したコンサルタント会社(株)ジュナイスとは、商店街の代表という立場で、何度か面談しており、昨日も連絡を取ったところである。特に、詳しい設計・資金計画を作って見せてほしいと要望したところ、建物高さについて、9階建にするか、10階建にするか検討中なので、もう暫くまってほしいとの回答を得ている。また、建物の解体も今春には行いたいとの情報も得ている。
議長は、長坂委員に対して甲府銀座ビルの情報については、随時報告して欲しい旨お願いして、特に質問等がないことから議事2)を終了した。

3)甲府紅梅地区再開発事業の進捗状況について
甲府市中澤課長より、今年の10月オープンまでのスケジュール、ビルのネーミングの募集、マンション販売開始などの状況等について詳細な説明があった。
議長は、甲府市からの説明の後、当ビルに宝石学校が入り若者が集まるので、特に商店街関係者には、若者を取り込むような街づくりを進めるようお願いした。
その後、各委員に意見・質問を求めたところ特になく、議事3)を終了した。

4)甲府中心商店街歩行量調査について
事務局(越石)より、平成21年度の歩行量が前年と比較し7%減少したこと、またその原因が、甲府銀座ビルのオギノかすがも~る店の閉店や県民情報プラザの閉鎖などの影響を受けたことなどについて、資料に基づいて説明した。また、歩行量調査は、来年度から甲府商工会議所から甲府市に移ることも補足した。
議長は、事務局からの説明の後、資料に触れ、数字の羅列ではなくグラフなどを活用して分かりやすいものにするように事務局に対して指示を行った。
その後、各委員に意見・質問を求めたところ特になく、議事4)を終了した。
議長は、最後に各委員並びに事務局に対して、議事5)その他の案件ついて、意見等を求めたところ、特になく議事を終了した。

第9回 平成21年8月27日(木) 午前10時30分~正午
会場・コリド桜町「コットンクラブ」

4.事務局出席 LLCまちづくり甲府 リーダー 越石 寛、同業務担当 望月雅樹、同企画担当 酒井 信

5.議事内容等
開会の後、望月会長より、「前回当協議会については、まちなかで開催することを提案いたしました。会議所の中で会議をしていても活性化に繋がらない、私達自らが街に出て、出来ることから行っていくことが重要と考えている。本日は、市庁舎の内容など重要な内容を審議いたしますので、委員の皆様には多くの意見を述べていただきたい。」旨のあいさつをした。(編注・今回の会場はコリド桜町「コットンクラブ」)

続いて、望月会長に議長に就任いただき、まず議事1)について、事務局に説明を求めた。
1)一部委員の入れ替えの承認について
事務局より、前回の当協議会において、事務局を甲府商工会議所から合同会社まちづくり甲府に移管することをご承認いただいたことに伴い、まちづくり甲府の役員が1名委員に加わることなどを含めて、別添委員名簿の赤字の変更の内容について説明した。
議長は、事務局からの説明の後、各委員に意見・質問を求めたところ、特に意見がなかったため、議事1)は承認された。

続いて、議長は、議事2)について甲府市宇野副市長に説明を求めた。
2)基本計画の進捗状況並びに市庁舎デザイン案の説明について宇野副市長より、まず基本計画の甲府市担当事業の状況が報告され、続いてその中の甲府市庁舎の設計会社が決まった経緯やデザインの原案などについて詳細な説明があった。
なお、その設計会社については、公募型のプロポーザル方式により、18社の応募の中から代表企業として「(株)日本設計」に決まり、代表企業といっしょに設計の仕事をしていただける甲府市内企業4社も併せて決定したとの報告があった。
議長は、宇野副市長の説明を受けて、各委員に意見・質問を求めたところ、次のとおり意見・質問が出され、宇野副市長から回答があった。

長坂委員:観光客などが、甲府の夜景を眺められるような展望施設などを設置することは計画されているのか。
宇野委員:設計のワークショップに参加していただき、是非そのような建設的な意見を述べてほしい。
森澤委員:地下に駐車場を考えておられるのか、また防災用の水や食糧の備蓄などはどのようになっているのか。
宇野委員:地下は埋蔵文化財の問題もあり、駐車場をどのように確保するかは大きな課題と考えている。また、防災用の備蓄については、対応する方向で予定している。
有井委員:県庁舎と同時期に建設されることから、県の施設との調整はどのようになっているのか。
宇野委員:県との調整は行っている。県の方では、物産を販売するスペースやジュエリーミュージアムなどを設ける方向ですすんでいるので、市の方は市民の発表の場や市民講座などが出来るワークスペースなどを盛り込んで行きたい。これらも含め設計のワークショップで議論していく予定である。
長坂委員:駐車場については、商店街のお客様も利用できるようなことも検討して欲しい。
丹沢委員:甲府の自然の良さを取り込んだ街づくり(市庁舎の建設)もいいとは思うが、私は街づくりには歴史が重要と考えている。甲府の歴史をどのように盛り込んでいくが大変重要だと考えている。

議長は、以上各委員から出された意見を課題として捉え、今後の市庁舎建設に反映していただくよう甲府市に要望すると共に、長坂委員や丹沢委員をはじめ、当協議会の各委員には、市庁舎建設のワークショップに積極的に参加いただき、意見を述べていただくことを確認して、議事2)を終了した。

続いて、議長は、議事3)について事務局に説明を求めた。
3)合同会社まちづくり甲府の平成21年度事業について事務局(越石)より、まず合同会社まちづくり甲府の平成21年度事業計画について一通り説明し、続いて担当の酒井より新規事業であり重点事業でもある「中心市街地再生モデル事業について」資料に基づいて詳細な説明をした。
議長は、事務局からの説明の後、各委員に意見・質問を求めたところ特になく、議事3)を終了した。

議長は、最後に各委員並びに事務局に対して、議事4)その他の案件ついて、意見等を求めたところ、オブザーバーの遠藤氏より、「銀座通りが、現在歩行者専用道路になっているにも関わらす、自転車が結構走っている状況が見受けられる。危険な事例がないか、また危険な事例がないようなら規制を解除するようなことは必要ないか意見を聞かして欲しい。」旨の質問があった。

高野委員:特に普通に自転車に乗っている状況であれば危ないことはあまり見受けられないが、雨の日にお年寄りなどがブレーキをかけると転倒して危ないことはある。
森澤委員:桜町通りとの交差点(銀座街の駅の前)のところで、一時停止をしないで通り過ぎる自転車が多くいつもハラハラしている。
長坂委員:銀座通りの商店街では、「安心・安全な街づくり」を心がけてお客様に接している。特に、高齢者やお子様にやさしい街を印象づけていく観点から、現状どおり歩行者専用道路との位置づけお願いしたい。

議長は、遠藤氏に対して三人の意見を参考にしてほしい旨お願いし、再度その他の案件について、各委員に意見・質問を求めたところ特になく、議事を終了した。

第8回 平成21年3月13日(金) 午前10時30分~正午
1)中心市街地活性化基本計画における特例区域の指定について(甲府市より)
甲府市の商工振興課 小林課長より、過日認定された中心市街地のエリア115haの内、約60ha(別添資料1)を大店立地法の届出対象である店舗面積が1,000㎡を超える店舗の新設等の手続きを緩和する特定区域として山梨県に要請したい旨の説明があった。議長は、甲府市の小林氏からの説明の後、各委員に意見・質問を求めたところ、特に意見がなかったため、議事1)を終了した。

2)甲府市中心市街地活性化基本計画の認定57事業の説明について
事務局等より、昨年の11月基本計画が認定されて以降、計画の具体的事業について詳細な説明をしていないことから、57事業を事業実施主体ごとに分類して、現状の進捗状況を含め報告した。なお、別添資料2に基づいて、行政が主体となって行う事業については、甲府市企画部の功刀課長補佐から、民間が主体となって行う事業については、事務局越石より説明を行った。

3)規約の改正について(協議会実施主体並びに事務局の変更の件)
4)任期2年経過に伴う委員継続のお願いについて
事務局より、まず当協議会の事務局を甲府商工会議所から合同会社まちづくり甲府に移管して、4月1日より規約を改正して対応したい旨と、続いて平成19年4月13日に設立以来、各委員の任期である2年を迎えるため、委員全員に対して継続のお願いをしたい旨説明した。
議長は、事務局からの説明の後、各委員に意見・質問を求めたところ特になく、規約の改正並びに委員継続については承認された。

第7回 平成20年9月25日(火) 午後3時30分~午後4時30分
1)甲府市中心市街地活性化基本計画の最終提案の説明(甲府市より)
この最終案を国に申請することを全会一致で了承した。
2)LLCまちづくり甲府の活動状況の報告・・・6月26日に開所式
事務局より、6月26日に開所式を行って以降、9月中旬までの約3か月間の事業 経過について、平成20年度の事業計画をもとに説明した。
編注・当協議会の第7回からは平成20年6月設立した第三セクターのまちづくり会社「LLCまちづくり甲府」が事務を担当とのこと、この会社は協議会の構成員ではなく事務局という位置づけのようです。
第6回 平成20年6月3日(火) 午後2時~午後4時
1)会長の交代について
丸茂紀彦氏は望月政男氏に、その他委員、オブザーバの交代もあり--構成員名簿を更新しました
2)甲府市中心市街地活性化基本計画の進捗状況について
3)まちづくり会社の設立について・・・5月30日出資者による設立発起人総会
特に、名称は、「合同会社まちづくり甲府」で、会社法の改正により新しく規定された会社の類型「合同会社」を採用し、出資金が12団体430万円で設立するなどの点について説明した。また、業務を行う出向社員である甲府商工会議所1名(越石寛)と甲府市1名(望月雅樹)の職員を紹介した。なお、設立後体制が整い次第、当協議会の事務局も甲府商工会議所から合同会社まちづくり甲府に移行したい旨も説明した。
第5回 平成20年1月16日(水) 午後2時~午後4時
1)甲府市中心市街地活性化基本計画について
甲府市の中心化市街地活性化主幹 中澤氏より、当協議会より提言があった事業並びに甲府市の策定委員会からの提案を受けて、骨子を策定し、それを基に住民説明会やパブリックコメント・住民アンケートなどを経て、別添「甲府市中心市街地活性化基本計画」(案)を策定した経緯などと共に、計画(案)に掲載されている具体的な43事業と国から求められている数値目標などについて概要説明があった。また、併せて、1月11日に初めて中心市街地活性化本部と計画の認定に向けた具体的な打ち合わせを行ったことやその打ち合わせの感触から、認定が今年の初夏あたりになりそうだという説明もあった。
2)駐車場問題検討ワーキングの開催状況について
甲府市中心市街地活性化基本計画提案事業(要望書 2007年10月22日)全文を掲載しました。
2007年10月23日 朝日新聞山梨版 「甲府市街地活性化へ事業提案」として、

甲府商工会議所を中心に地元企業の幹部や大学教授らでつくる甲府市中心市街地活性化協議会(丸茂紀彦会長)のメンバーが22日、甲府市役所を訪れ、街の活性化を目的にした要望書を出した。市が策定を進めている市中心市街地活性化基本計画へ、要望書の内容を盛り込むことを求めた。 丸茂会長ら4人が出した要望書には、
▽中心商店街で買い物した客に、駐車場の共通無料券を配布
▽各商店が外観や内装のデザインを競う「デザインコンテスト事業」の開催
▽まちづくり事業を専門的に行う会社の設立、
など計12の案が記されている。
 市は、要望書を受け、30日に策定委員会を開き、活性化基本計画書の素案をまとめることにした。11月中旬には、市民からも意見を聞く会合を開き、今年度中に国から計画書の認定を得たいとしている。認定されると補助金を得られることになっている。
 宮島雅展市長は、「提案の内容を最大限生かし、活性化につなげたい」と話した

2007年10月23日 毎日新聞山梨版は、「甲府活性化協:市長に提案書」として、

 甲府商工会議所を中心に有識者などでつくる甲府市中心市街地活性化協議会(丸茂紀彦会長)が22日、同市役所で、まちづくりを支援する会社の設立など、中心市街地の活性化策を盛り込んだ提案書を宮島雅展市長に提出した。今後、市の基本計画策定委が提案書を元に基本計画を策定し、今年中に国に提出する。
 同協議会は、市が改正中心市街地活性化法を受け、基本計画を策定する際、必要な意見を述べる法定組織として今年4月に設立。具体的な事業案を検討してきた。 意見書には、
▽まちづくりの事業を専門的に展開、支援する新しい会社の設立
▽JR甲府駅北側の拠点整備事業に伴い、甲府城北口に明治~昭和の街並みを再現
▽バスを利用して訪れる買う物客への乗車券サービスなど公共交通機関の利用促進事業
--など12案が盛り込まれた。

下記に記した10月11日のレポートのことは編者の誤解かも知れません(ソース失念)、この協議会要望を踏まえて、10月30日に中心市街地活性化基本計画策定委員会の第6回会議が開催され、11月2日に報告書が市長に提出されました。

中心市街地活性化協議会の仕事はこれで終了と思います。「コンパクトシティ・甲府」が非公開なのは市民・県民が情報も共有できずまことに残念です。

10月11日に中心市街地活性化協議会から甲府市宛てにレポートが出たと報じられました(近日中にサイトにアップロードされるとのことです 2007.10.31)
中心市街地活性化協議会から「コンパクトシティ・甲府」提言書は既に提出されている事が分かりました。市民の関心を高め活性化に一層の協力を得ることから協議会ホームページでも公開されると思います。
※ 1年間かけて策定した「コンパクトシティ・甲府」の提言書も近日中には、宮島甲府市長に提出する予定(議事録 平成19年4月13日)

第4回 平成19年10月11日(木) 午後2時~午後3時
1)まちづくりを取り巻く最近の状況について
2)甲府市中心市街地活性化基本計画策定の状況について
まず、須藤副市長より、別添(資料2)に基づいて、エリアが旧計画の110haから5ha追加され、115haで決定したと説明があった。続いて、市原策定委員長より、市の策定委員会が、3部会(都市計画、交通、商業)に分かれて検討してきた経過と10月30日の委員会でほぼまとめて、市長宛提言したい意向であると説明があった。特に、都市計画部会では「居住」、交通部会では「駐車場」の事業が具体化出来なかったのが残念だったこと。また、商業部会は、商店主からの積極的な事業意見がもっと欲しかったことと、「駐車場」事業は、協議会の駐車場ワーキングの提案に期待しているとの説明があった。
3)中心市街地活性化基本計画提案事業について
事務局より、別添(資料3)に基づいて、Ⅰ商業関係ソフト事業、Ⅱ交通・駐車場関係事業、Ⅲ商業関係ハード事業の3つに分けて説明した。各委員からは、次のような意見・質問が出されたが、最終的には、全事業承認された。なお、提案事業については、10月中に、丸茂会長より甲府市長宛要望することを説明した。
4)ペルメ桜町・コリド桜町に提案した事業(案)について
ペルメ桜町は、取得した土地を核として、駐車場を中心として再開発の提案。コリド桜町は、老朽化したアーケードの撤去に伴う改修の提案。なお、両町ともまだ、全体のコンセンサスが得られていない段階のため、資料の取り扱いには、注意して欲しい旨説明した。
第3回 平成19年8月8日(月) 午後2時~午後3時55分
1)交通問題検討ワーキンググループの活動状況について
2)商店街検討事業の状況について
3)甲州夢小路(仮称)事業の提案について
4)商店街関連のソフト事業の提案について
第2回 平成19年6月4日(月) 午前9時30分~
1)議題・規約改訂として、第1条に(協議会の設置)を追加。
 交通・駐車場等検討ワーキンググループの設置、特に現在運行している買物バス「レトボン」の拡大運行について協議する。~午前9時55分
2)10時出発で長野市視察、報告書抜粋
第1回 平成19年4月13日(金)
1)協議会の役割について
2)甲府市の計画策定スケジュールと旧計画の検証概要の報告
3)青森市富山市の認定計画の説明 など

独立行政法人中小企業基盤整備機構の鈴木サポートマネージャーのご挨拶があった。
「まずは、半年前より、アドバイスをしてきた甲府の中心市街地活性化協議会が、本日設立することを大変うれしく思っている。当機構は、昨年の中活法の施行に伴い、全国を8エリアに分けて、サポートマネージャーを配置して、各地のまちづくりを支援している。
私は、関東11都県を担当している。現在、基本計画策定の認定の状況は、富山市と青森市が2月8日に認定を受け、3月30日には、金沢市をはじめ、9市が申請を行った。
また、協議会は、現在まで39設立されており、甲府は40番目の設立と考えている。
このような状況の中、当協議会の第1番目の役割は、甲府市が策定する中心市街地活性化基本計画に意見を述べ、より良いものにしていき、認定された後は、計画を実行し、まちづくりマネージメントしていかなければならない。この過程の中で、当機構は、今後も協議会の活動をサポートしていきたい。」

甲府市側の計画は、市役所庁内に策定委員会(公募委員3名を決定し、5月の上旬には第一回委員会開催予定)を設置し、平成19(2007)年12月までに計画策定、翌(2008)年3月までに国の認定を受ける予定。協議会事務局からの発言として、甲府市は、青森市の計画の方が参考にしやすいのではないかということ(議事録 平成19年4月13日)

協議会設立後の事業活動について

1)甲府市が作成する「中心市街地活性化基本計画」についての意見提出
・甲府市が基本計画を作成するまでは、先進都市の活性化事業等の情報収集、必要があれば先進都市の視察研修を実施する。
・甲府市から随時、作成状況の報告をいただき、先行して検討できる案件等があれば、検討を行う。
・協議会として基本計画に盛り込んで欲しい具体的な事業があれば、検討して甲府市に提案する。
2)基本計画に盛り込んでいただく甲府中心街に関係する活性化事業の掘り起こし。
・協議会傘下の商店街への活性化事業取り組み希望調査の実施(例会等へ出向いての聞き取り調査)
・必要があれば、ワーキンググループを組織して、具体的な計画について検討
協議会は甲府市が改正中心市街地活性化法を受け基本計画を策定する際、必要な意見を述べる法定組織として具体的な事業案を検討するために2007年4月に設立。

甲府市中心市街地活性化協議会設立までの状況

第3回 平成19(2007)年3月16日(金)13:30~
1)設立総会に向けて検討内容の最終確認
*3月30日、甲府商工会議所議員総会にて、甲府市中心市街地活性化協議会設立の承認。
2)準備会の今後のスケジュール等について
第2回 平成19(2007)年1月24日(水)13:30~
1)甲府市の「中心市街地活性化基本計画」策定への取り組みの現況について
2) 協議会のメンバー・運営体制、規約等についての検討
3)協議会の活動計画についての検討
第1回 平成18(2006)年12月21日(木)15:30~
1)勉強会
テーマ:「他都市の事例を踏まえた中心市街地活性化協議会の具体的な内容について」
講 師:独立行政法人中小企業基盤整備機構 サポートマネージャー 鈴木基之 氏

参考-甲府市中心市街地活性化協議会とは、

○役割 ○対象者

○規約を定め公表
(上記①及び②に掲げる者が共同で規約を定め公表)