東富士演習場等へのMV-22オスプレイの飛来中止情報について(平成26年11月14日)
「米海兵隊のMV-22オスプレイ1機から4機が、11月23日(日)から同月25日(火)までの間、東富士演習場及び北富士演習場において離発着訓練を実施する可能性がある。」旨、11月13日(木)にお知らせしていましたが、本日、米側より、本計画について、「運用上の都合により中止とする。」旨の連絡がありましたので、お知らせします。
東富士演習場等へのMV-22オスプレイの飛来情報について(平成26年11月13日)
本日、米側から、米海兵隊のMV-22オスプレイ1機から4機が、11月23日(日)から同月25日(火)までの間、東富士演習場及び北富士演習場において離発着訓練を実施する可能性がある旨の情報がありましたので、お知らせします。
なお、本計画は天候等により変更の可能性があります。
2014年10月18日、オスプレイ訓練中止 [平和] 御殿場市議会議員 高木まさふみさんの記事、『午後になって防衛省から連絡が入ったそうです。』 東富士で中止なら山梨県北富士でも中止だったと思います。
依然として、多くの県民の方が安全性等を心配されていらっしゃる現状の中で、米軍基地に起因する問題への対応を所管する立場としては、オスプレイの今後の運用の方向性や本県の施設との関係などについて、できるだけ知識なり情報を得る努力をすることが重要だと考えております。
そうした中、過日、防衛に関する有識者の方から、オスプレイの米海兵隊における位置づけ、或いは、キャンプ富士など本県施設での運用の方向性などについて、少しお話を伺う機会がありましたので、概略をお伝えします。
(中略)
県としては、引き続き、オスプレイの本県米軍施設での運用については、施設使用協定の範囲内であること、また、的確な情報の提供を国に要請してまいります。
東富士演習場等へのMV-22オスプレイの飛来情報について(平成26年10月10日)
米海兵隊のMV-22オスプレイ1機又は2機が、10月18日(土)に東富士演習場及び北富士演習場において離着陸訓練を実施する可能性がある旨、今月2日にお知らせしたところです。
本日、米側から、同機が、同演習場での訓練の実施に伴い、厚木飛行場に飛来する可能性がある旨の追加情報がありましたので、お知らせします。なお、本計画は天候等の影響により変更の可能性があります。
東富士演習場等へのMV-22オスプレイの飛来情報について(平成26年10月2日)
本日、米側から、米海兵隊のMV-22オスプレイ1機又は2機が、10月18日(土)、東富士演習場及び北富士演習場において離着陸訓練を実施する可能性がある旨の情報がありましたので、お知らせします。
なお、本計画は天候等の影響により変更の可能性があります。
東富士演習場等へのMV-22オスプレイの飛来中止情報について(平成26年10月3日)
「米海兵隊のMV-22オスプレイ1機又は2機が、10月4日(土)、東富士演習場及び北富士演習場において離発着訓練を実施する可能性がある。」旨、9月18日(木)にお知らせしていましたが、本日、米側より、本計画について、「天候の影響により中止とする。」旨の連絡がありましたので、お知らせします。
高木副委員長 (編注・高木晴雄議員、フォーラム未来)
今の御答弁で日本における事故はないということでありましたけれども、これは国が責任を持って説明する必要があろうかと思いますが、オスプレイの安全性についての評価について県はどのように位置づけておられるのか、お尋ねいたします。
志村北富士演習場対策課長
県の考え方でございますが、まず先ほど話しましたように平成24年に沖縄に導入されるに当たりまして、政府としまして安全性についての検証を行ったところでございます。その報告書の中では「日本政府としては我が国におけるMV22オスプレイの運用について、その安全性は十分に確認されたものと考える」との報告がなされているところでございます。県としましてはこの安全性が確認されたという国の評価結果をもとに、訓練に当たりましては最大に安全に配慮した中で行っていただくことが重要であると、このように考えております。
高木副委員長
先ほどの質問に対して何件かの事故が試作段階であったという話もあったんですけれども、北富士演習場では、私の常識では考えられないんですが、夜9時ごろまで演習したとお聞きしています。特段事故がなくてよかったと思うわけですが、地元の協議会でも大過なく過ぎたということでありましたけれども、県もこれから事故があっては当然困るわけですが、それについて県は一生懸命監視もしていかなければならないという立場であろうかと思いますが、その点についてもお聞かせいただければと思います。
志村北富士演習場対策課長
これにつきましては直ちに県また地元の関係機関等でつくります北富士演習場対策協議会として、防衛省を通じて米軍のほうに確認をさせていただいたところ、気象の影響もあり安全確保のため9時を回ってしまったという回答がありましたので、やむを得なかったというふうに受けとめております。また、地元の富士吉田市、忍野村、山中湖村、それから、地元の入会組合関係者からなります北富士演習場使用協定対策地元協議会においても、今回の8月の訓練については大過なく終了したと、このように総括がされておるところでございますので、県としても使用協定の範囲内で大過なく終了したと確認をさせていただいております。また、今回行われた訓練に際しまして、地元の自治体及び県に対しての地元の住民生活に大きな影響があったという報告はなされておりません。今後も訓練に際しては地元住民への十分な配慮をしていただくとともに、関連情報については速やかに関係自治体等に伝達するなど、対応を適切にしてまいりたいと考えております。
8月の訓練飛行以後、知事会見でも話が出たように、山梨県庁が防衛省から確認した内容の県民への報告記事を探している。県や防衛省側でも測定した騒音レベルとか、取り決め時間の夜9時を過ぎたかどうかなどの確認をしたはずだ。答えが無かったなら、「無かった」という事実が報告されるべきだ、それが公僕として為すべき仕事。
山梨県 後藤 斎 知事記者会見(平成26年8月26日火曜日) で今回のオスプレイ訓練について質疑応答があったので記録しておきます。
職員はこの体制で十分確認作業はできるということなので、その時行なわれたオスプレイ騒音測定の結果をホームページに掲載すべきだろう。それをやらないと情報隠しのスタンスはリニア新幹線事業でも同じだ考えざるをえない。
知事 オスプレイの飛行につきましては、防衛省は米軍の通常の運用の範囲内で行っていることであるということと、当然のことながら北富士演習場使用協定の枠の中で行うものであるということは、はっきり言っている訳であります。これからもそういうことになると思っていますから、当然運行計画についてもまた再度飛来するというときの運行計画については、あらかじめ地元には通報があるだろうと思っております。やはりまだ県民の皆さんのオスプレイに対する不安というものが強いですから県としても地元市町村と一緒に事態をよくよく注視して必要な対応をしていかなくてはならないと思っています。
知事 ルートについては、正確というか詳細というかそのようなものは、防衛上・軍事上の機密というようなことも当然ありますから、詳細な正確なルートを全部出せということは、要請はできても実際そのとおりになるかわかりません。しかし、大筋のルートそして日時はもちろんですが事前に通報はしてくるものだと思っております。
北富士演習場対策課長 今回、職員が現地に出向きまして確認作業をさせていただきましたが、この体制で十分確認作業はできると考えています。
知事 そういうことです。
知事 9時過ぎても飛んでいたのではないか、そんなに長時間ではないですが、9時をちょっと過ぎたのではないかということがありまして、これは防衛省に確認してどういうことになっていたのか、今確認をしているところです。何か返事はありましたか。
北富士演習場対策課長 現在のところありません。
知事 やはりこれは努めてそうするとあるわけですから、9時を超えても緊急の場合にはやむを得ないことがあるでしょうが、努めて9時を超えないようにするとありますから、その努力はしてもらわなければなりません。
もしそういう事実があるのであれば、防衛省に申し入れなければならないと思います。
知事 3時間静岡に比べて発表が遅れたのはなぜですか。
北富士演習場対策課長 山梨県の場合はすぐに地元と協議する日程等を調整させていただきまして、その分遅れてしまったということです。
知事 日程の調整とはどういうことですか。
北富士演習場対策課長 演対協としてどういう対応をするかということを地元と協議する必要があるということで、その日程対応をしておりました。
知事 やはり演対協が国との折衝の窓口になるのですから演対協の会合をどうするかということがあったということですかね。
北富士演習場対策課長 地元に説明してからでなければ情報提供できないということではなくて、その対応をしていたために結果的に情報提供が遅れてしまったということです。
知事 人が少ないからですよね。
北富士演習場対策課長 課が3名しかいないものですから、作業を手分けしていて遅れてしまったということです。
知事 そういうことはあるようですけれど、今後は気をつけてすみやかに情報を出すように努力したいと思います。
突然発生する天災とは異なり、北富士へのオスプレイ飛来は7月の横田飛来の時から既に予定されていた事です。地域民の命と生活を守るために、他部署から臨時に職員を借りるという方策は当然可能でした。それをしなかった、自分たちの仕事の重さをどのように考えているかという姿が見えます。
山梨県議会議員の小越智子さんはご自身のブログで書いておられる・・・
『私は9時過ぎの訓練について問いただした。 「前回の要請の時、夜間訓練はしませんね、と聞いたらしませんとこたえましたね。でもたしかに9時過ぎも飛行していたのはどうしてですか」 すると 「自衛隊は9時以降の飛行は努めてやらないとなっているが、使用協定には時間のことは書いていないので」』
山梨県がホームページで掲載している使用協定は項目のみなので、全文を掲載する事が大切だと思う。それが行なわれないケースには必ず裏に何かあるというのがこの国の習わしだということを国民は気付いている。
2014-08-25 16:56 御殿場市議会議員さんからの発信、『来月4,5日に予定されていた東富士演習場のオスプレイ離発着訓練は米軍の「運用上の都合により中止」になりました。本日、午後4時過ぎの情報です。』
「集団的地域防衛権」により、御殿場市と情報交換しながら、東富士での訓練による山梨県への領空侵犯があるかも知れないと、警戒・監視体制を計画していた山梨県庁さんや北富士地元自治体の皆さんも一安心です。
東富士演習場等へのMV-22オスプレイの飛来中止情報について
(平成26年8月25日)
「米海兵隊のMV-22オスプレイ2機が、東富士演習場での離発着訓練のため、9月4日(木)、横田飛行場に補給等のため飛来し、同日及び5日(金)、東富士演習場において訓練を実施し、訓練終了後、両日とも横田飛行場に補給等のため飛来する可能性がある。」旨、8月21日(木)にお知らせしていましたが、本日、米側より、本計画について、「運用上の都合により中止とする。」旨の連絡がありましたので、お知らせします。
2014年8月22日、訓練予定の最終日だったが防衛省から山梨県庁に連絡あり、北富士演習場の本日の訓練は中止だった。19日~22日に予定されていた訓練は20日と21日の二日間で終了した。
御殿場市には21日午後10時すぎに防衛省南関東防衛局からメール連絡で中止通告があったと静岡新聞が報じた。
御殿場市には既に9月4日、5日二日間の訓練通告が来ている。(以上 2014.08.22 15:00 追記)
◇ 東富士演習場等へのMV-22オスプレイの飛来情報について(平成26年8月21日)
本日、米側から、米海兵隊のMV-22オスプレイ2機が、東富士演習場での離発着訓練のため、9月4日(木)、横田飛行場に補給等のため飛来し、同日及び5日(金)、東富士演習場において訓練を実施し、訓練終了後、両日とも横田飛行場に補給等のため飛来する可能性がある旨の情報がありましたので、お知らせします。
なお、本計画は天候等の影響により変更の可能性があります。
◇ 2014年08月22日 今回のオスプレイの訓練は終了。
◇ 2014年08月21日 低空、演習場外飛行、夜間訓練 オスプレイ訓練はただちに中止せよ!」
◇ 2014年08月19日 オスプレイは富士山に来るな!オスプレイは日本のどこにもいりません。
◇ 2014年08月08日 富士山を背に湖の上をオスプレイが飛行するかも?!
◇ 2014年08月04日 富士山ふもとでのオスプレイの離着陸訓練に抗議し中止を要請してください。 山梨県に申し入れました。
◇「北富士」で離着陸訓練
米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイが21日、陸上自衛隊北富士演習場(山梨県)で前日に続き、離着陸訓練を行った。東富士演習場(御殿場市、裾野市、小山町)への飛来は確認されなかった。
オスプレイの運用に反対している東富士演習場周辺の市民団体によると、現地で監視活動をしている団体が日中、北富士演習場で離着陸を19回繰り返したのを目視した。(静岡新聞 2014.08.22)
御殿場市議会議員さんの 2014-08-21の記事で御殿場市役所に申し入れした事が書かれていた
『昨日確認されたオスプレイの飛行ルートや訓練内容が使用協定から逸脱した「新たな訓練」ではないかと判断されたからです。①北富士演習場の夜間訓練は午後9時迄なのに時間を過ぎても離着陸訓練を繰り返していた。②CH46でやっていたとは思えないほどの回数で離着陸訓練を繰り返していた。③従来の飛行機の飛行ルートとは異なるルートによる飛来④日米合同委員会合意に反した飛行モード等・・・』
やはりこの市議さんは山梨県の北富士演習場の状況まで確認しておられたようだ。夜間飛行した件は静岡新聞や毎日新聞の記事とも一致する。東富士に向かった人の話として、オスプレイが中央道の上を低空で横切り、土ぼこりで一瞬、前が見えなくなったという記事もあった。他都市の発信でこちらの状況も見えたことを喜ぶべきか悲しむべきか・・・
静岡新聞がオスプレイ飛来、訓練の状況を詳しく報じていたので時系列でリンクしておく。続報が分かれば追記していく予定。中日新聞静岡版にも記事があるので追加
◇ 東富士3市町の対応三様 オスプレイ訓練(中日新聞 2014年8月22日)
◇ (2014/8/22 14:10)オスプレイの訓練終了 御殿場市などに伝達(静岡新聞)
◇ (2014/8/22 07:46)<オスプレイ>東富士演習場で9月、2回目の訓練
◇ (2014/8/21 07:30)<オスプレイ>砂煙上げ離着陸 低いモーター音響く
◇ (2014/8/21 07:29)<オスプレイ>東富士演習場で初の離着陸訓練
◇ 東富士演習場 オスプレイ訓練中止◆視界不良、着陸せず きょう実施か(中日新聞 2014年8月20日)
◇ (2014/8/20 07:12)<オスプレイ>視界不良、着陸せず 東富士演習場
◇ (2014/8/20 07:11)<オスプレイ>御殿場市長、情報不足にいら立ち
◇ (2014/8/19 07:25)<オスプレイ>19日にも飛来 東富士演習場
◇ (2014/8/18 07:42)「オスプレイ訓練反対」 御殿場市民団体が集会
◇ 条件付きでオスプレイ訓練容認 御殿場市長(中日新聞 2014年8月15日)
◇ オスプレイ訓練 東富士演習場などに飛来へ(中日新聞 2014年8月1日)
◇ 2014/7/18 (写真特集)オスプレイ 静岡県内初飛来(静岡新聞)
8月21日の記事(2014/8/21 07:29)で、『御殿場市は陸自滝ケ原駐屯地から約1キロの地点で騒音を調査した。平常時の騒音が40~50デシベルなのに対し、オスプレイ2機が上空を飛行した時の騒音は70デシベル前後で、自衛隊のヘリコプターが通過した時とほぼ同じ数値を示した。防衛省も同市内3カ所で目視による監視と騒音調査をした。』
御殿場市公式ホームページにはオスプレイ関係の記事が見つからないが、これまで山梨県内も調べてみた結果、全ての地方自治体に対して、オスプレイ訓練に関する市民への広報は出さないという政府指令が発せられているのでは無いかと考えるに至った。このことは各紙山梨県版で産経新聞や読売新聞には今回のオスプレイ関連記事がネットでは確認できないことからも推測した。
もし情報管制が実施されているという自分の推測があたっていれば、地元ジャーナリズムの仕事姿勢により地域民の情報レベルが左右されると日頃考えている事が今回にも当てはまる。
新聞発行というのが紙に印刷した文章や写真などを売る経済活動の一つに過ぎないなら、再販制度や新聞特殊指定などは必要ない。
オスプレイ夜間訓練 と題された 8月20日 22:35 御殿場市からの発信を確認できたことはありがたい。
『北富士演習場の夜間演習は9時までという約束をオーバーし、市街地上空も辺り構わず飛行しているようです。実態をつかみ告発していく必要があります』 とのこと。御殿場の東富士を「北富士」と誤植しておられるがママ引用させていただいた。山梨県についても気にかけておられる事が拝察できる。
山梨県の北富士演習場には14時過ぎに1機が飛来して12回の離着陸訓練を行い15時40分頃に厚木に帰ったとのこと。垂直離着陸だから東富士演習場だけでも十分なはずだが、おそらく物凄い土煙が上がる環境での離着陸訓練が必要だったのだろう。軍隊として想定内の引き出しを増やすと同時に、進駐軍は何でもやれるのだという山梨県に対する恫喝でもあろう。
以上、御殿場市議会議員さんのブログ 2014-08-19 18:19 から引用させていただいた。
参考-御殿場市・東富士演習場の概要
東富士演習場は米海兵隊の占有区域キャンプ富士を抱えています。地権者側は、同演習場使用協定が米軍施設の全面返還を前提として成立しており、オスプレイ訓練が従来のCH46ヘリコプターの運用実績を超えれば、その前提に逆行することになると指摘。従来の運用範囲を超えないよう要望しました。
自治体側も従来の運用を超えないよう要望したのに対し、防衛省は米軍運用の詳細を承知していないとしつつ従来の運用範囲を超えると聞いていないとしました。地権者側は従来の範囲内かどうかの基準を防衛省が示していないと述べました。
若林洋平・御殿場市長は終了後の会見で、使用協定違反があれば、協定効力も失うことがあるとくぎを刺したと強調しました。
使用協定の目的は国と地元の協議・調整。現在の第10次協定は来年3月まで有効です。
運用委員会で込山正秀・小山町長(静岡県)は7月のオスプレイ飛来で市街地上空を(事故の危険が高い)転換モードで飛行したとの目撃が寄せられていると指摘。それに対し防衛省は確認していないとしました。
2014/08/17 YouTube 北富士演習場でのオスプレイ飛行訓練反対!現地集会
危険なオスプレイの飛行訓練が8月19日から北富士演習場で行われようとしています。~「山梨護憲の集い実行委員会」(構成 社民党山梨県連合、山梨県平和センター、新社会党山梨県本部、緑の党・山梨)では、8月17日に北富士演習場ゲート前で、現地抗議集会を開催しました。~
(社民党山梨県連合、緑の党・山梨 予告記事が見つからないのは残念)
反対、批判という活動は、演説しているだけではなく、仕事をすべき人々に対してどのような仕事をすべきかを示し、それを実施させることも大切だ。担当部署がそれはできないというなら、できない理由を明確に述べさせること、それを見た人々がその地域を評価できる。その繰り返しで地域も世の中も少しは良くなる。社会減が続く人口も社会増に転じるかもしれない。他都市と比較する習慣が強い山梨県人はそれをよく分かっているはずだと自分は考えている。
◇ 明日は「東富士へのオスプレイ飛来・訓練反対 住民の集い」が開かれます。オスプレイ反対の先月に続く集まりですが多くの皆さんの参加をお願いします。(御殿場市議会議員ブログ 2014-08-16)
◇ 今日は午後から市内滝ケ原の桜公園で「東富士へのオスプレイ飛来・訓練反対 住民の集い」が行われました。(同上 2014-08-17)
山梨リニア実験線沿線での継続的な騒音測定は既に県庁主導で実施されていると思うが、山梨県政としては、今回からオスプレイの騒音測定も追加する予定と思う。北富士常駐の話も出ているようだから。
まずデータを集めて判断の材料にすることは何事でも大切なので、ネットで気付いた記事にリンクしておく。
◇ MV-22 オスプレイの低周波音について(2013年4月発行 技術ニュース|日東紡音響エンジニアリング株式会社)
◇ 宜野座村内のMV22オスプレイにおける騒音測定結果について(更新日:2014/08/01)--各地でこのレベルの仕事が必要だろう
◇ オスプレイ静岡県内初飛来 人口密集地避ける(静岡新聞 2014/7/16) 『関係者によると、御殿場、小山両市町の人口密集地が少ない山側を通過したとみられる。
同市は独自に市役所本庁舎で騒音測定を行ったが大きな音は感知されなかった。現地で飛行調査を行ったとみられる防衛省南関東防衛局の広報担当者は「現段階で調査結果を公表するつもりはない」と話した。』
・・・御殿場市議会2012年11月20日号No.75で、意見書が要約掲載されている
◇ オスプレイ 米「今後も本土各地へ」 厚木、御殿場に飛来(東京新聞 2014年7月16日) 『大和市が厚木基地の隣接地で行った騒音測定では、着陸時が最大で大型トラック通過時を超える94.2デシベル。滑走路北1キロの地点では89.5デシベルで、海上自衛隊の哨戒機P3Cの通過時とほぼ同レベルだった。』
・・・大和市の基地対策
・・・綾瀬市-航空機騒音問題
山梨県北富士演習場対策協議会も「粛々と」訓練を見ているだけではなく、データを集めて検討し公表する仕事はすべきだと思う
オスプレイが山梨県北富士演習場に飛来するとのこと。世界文化遺産霊峰富士を背景にしたオスプレイの写真が世界中から見られるだろう。
2014年8月18日に沖縄・普天間飛行場から神奈川・厚木基地に、
8月19日~22日に山梨・北富士演習場と静岡・東富士演習場で離着陸訓練
山梨県庁、県内各自治体の公式サイトで、地域民、国民に対してどのような広報活動がなされるか、首長からのメッセージも伝えられるかどうか、そこんとこが大切だ。
その状況を確認しながら、オスプレイ訓練期間中でも富士山観光に出かけるかどうか、各人が決めれば良い。
だから 「ICTは地域の総力戦」 いつでも何処にでも行けるオスプレイであり、時に地域を解剖するメスプレイにもなる。
オスプレイの技術的な事は何も知らないが、垂直離着陸機というのは昔から関心を持っている。ヘリコプターはなんとなく心もとない気がしているのだが、オスプレイはエンジン音が静かになり、ハード的にもソフト的にも安全性が確保できるなら、白い機体の天地左右に赤十字マークを飾った ドクター・オスプレイ というのがあっても良いような気がしている。飛行中に十分な治療・手術まで可能かもしれない。(・・・と書いたのだが、離着陸時の風が風速40mと書かれている記事もあったので、民用実現は無理か 2014.08.15 追記)
2014年8月14日早朝から、普天間から辺野古への移転作業が始まったと報じられた。沖縄の皆さんの安全と安心を祈念しつつ、山梨県では8月19日に始まる北富士演習場でのオスプレイ訓練を淡々と受入れたことを記録しておく。
2014年8月12日夜、山梨県内テレビニュースより、話者は演習場対策協議会の会長らしい・・・
安保条約とか日米地位協定という錦の御旗の下で行なわれる事なので、地方自治体首長が意見を述べる事も無く、議会に諮る事も無い。
地域の人々が選挙で選んだとは思えない民間団体(と思える)対策協議会にお任せしているようだが、行政からも協議会からも具体的な事案について記録に残せる発信は見つからない。
たまたまナガラテレビで気付いた画像から切り出して残した、というだけの事
【以上追記 2014.08.14】
宮原防災危機管理課長
演対課が防衛省から得た情報について、対応したということですが、それ以外に防災危機管理課としては対応をしておりません。
小越委員
それは演対課を通じて防災危機管理課に連絡が入って、庁内の知事、総務部長含めて、知事のところまでそういう情報が行ったんでしょうか、行ってないんですか。
宮原防災危機管理課長
演対課のほうで連絡を行っております。
小越委員
今回は岩国ですけれども、キャンプ富士でも近々予定したいというふうに言っております。キャンプ富士が拠点になりますと、キャンプ富士は富士吉田市と山中・河口湖だけではなくて、そこから飛び立っていろんなルートに飛びますと山梨県の上空を飛ぶ可能性を否定できないと思います。そうしますと、演対課が窓口で対応していいのか、甲府市も北杜市も身延町も含めてオスプレイの飛ぶ可能性があると思うんですけれども、それについてはどのように情報を得て、どのようにこれから対応されていく予定なんでしょうか、担当は防災危機管理課でよろしいんでしょうか。
宮原防災危機管理課長
オスプレイの配備とか飛行訓練につきましては、国が責任を持って対応する事案だと考えておりますが、万が一県の上空を飛ぶということになれば、防衛省から連絡が入ることになっておりますので、情報が入り次第、市町村あるいは消防関係、報道機関等に速やかに情報を流すとともに、県民にもお知らせをしていく予定でございます。
小越委員
それはどこの所管なんですか、北富士演習場対策課ですか、防災危機管理課ですか。各市町村に誰が責任を持って言うのか、知事に誰が責任を持って報告して、どのように対応が決まるんですか。
宮原防災危機管理課長
オスプレイが本県の上空を飛来するという、そういうことだけでは災害関連法とか国民保護事案には該当いたしませんが、県民の皆さんにとっても関心が高いということでございますので、防衛省からそういう情報が入れば危機管理という意味で、防災危機管理課が所管して情報伝達とかいうことを行っていきたいと思います。
小越委員
山梨県上空なり静岡上空を飛んでキャンプ富士に着く可能性が高いですよね。そのときには甲府市も通るし北杜市も通るとなれば、そこは防災危機管理課が所管をして情報を収集し、各市町村に行き、そして何かあったときには防災危機管理課が対応するということでよろしいんでしょうか。
宮原防災危機管理課長
すぐに災対本部とかいうところまでは行かないと思うんですが、そういう事態になれば情報等を得まして防災危機管理課のほうで対応をしたいと考えております。
小越委員
先日、富士吉田市の市長が吉田の上空を飛ぶとなりましたら、それは阻止したいというふうなお話がありました。ほかの四国の各県の知事も非常に困ったことだと、なぜここを飛ぶんだというふうに発言しております。山梨県としましてはそういうようなお考えをどのように持っていらっしゃるんでしょうか。
宮原防災危機管理課長
あくまでこの件に関しましては、国が責任を持ってやるという考えでございますので、本県に影響のある情報につきましては、防衛省のほうからも逐次入ってくるということですので、それの情報に基づいて適宜・適切な対応を行っていきたいと思っております。
小越委員
国が責任を持ってやっているという、そういう認識でいいのかと非常に心配です。
富士吉田の市長が心配している、何かあったとき誰が責任をとるか。吉田だけの問題でなく山梨県全体の県民の責任を負っているのは山梨県庁、県知事でありますし、情報をしっかり受け取ってどう対応するのか。例えば飛行のところを目視するとか、確認するとかいうことをもうやっている市町村があります、ルート上のところで。
ここは離着陸するところですから一番危ないところなんですよね、ヘリモードに変換するということになりますから。離着陸時に編隊で来ます。そこは騒音も多いんです。そのときにどうするかというものを国が責任持ってやっているからということで、そういう対応では県民には非常に不安なままだと思います。防災危機管理課としてしっかりどのように今後対応していくのか、方針をお持ちだったらいただきたいし、持たないんだったら持たないというのでどのように今後するのか、それを最後に聞きたいと思います。