北富士演習場の物理探査、実績者は数社限定(山梨建設新聞 2015年8月20日)という記事からソースを確認してみました。
南関東防衛局 入札監視委員会議事概要
不発弾探査業務の目的、予定価格の積算方法及びこの種の業務を実施する業者は応札者以外にいるのかを教えてもらいたい。
北富士演習場は、戦後、米軍が実弾射撃の着弾地として使用していたが、昭和48年に自衛隊へ使用転換された際、地元と使用協定を締結し、この協定に基づき、演習場内県有地において、演習に支障のない範囲で山梨県等による造林事業を認めていることから、その造林区域の安全を確保する目的で、当局による不発弾探査を実施している。
積算価格の算出にあたり、見積を2者から徴取している。具体的には、過去の異常点の数を基に算定している。
また、履行場所の北富士地区は、磁性岩が多く点在しているため、不発弾探査では一般的な磁気探査は実施できず、金属探知器を用いた物理探査で行うこととなる。物理探査を履行した実績を有する業者になると、数社に限られる。
毎年実施している業務なのか。また、応募者のあった2者以外に受注した実績はあるのか。
平成8年度から毎年実施しており、承知している限りでは、2者以外に受注した実績はない。
◇ 恩賜林組合のFacebook 2015.05.26 【入山の際には注意しましょう!】
『地元と使用協定を締結し、この協定に基づき、演習場内県有地において、演習に支障のない範囲で山梨県等による造林事業を認めていることから、その造林区域の安全を確保する目的で、当局による不発弾探査を実施している。』 という事ですから、毎年実施されるこの不発弾探査の結果は山梨県北富士演習場担当部署に報告され、県庁からは「 富士吉田市外二ヶ村恩賜県有財産保護組合(恩賜林組合)」や関係市町村に伝達されていると思います。
2012年6月26日付けの 47NEWS、「不発弾安全域、実は未調査 北富士演習場」 が検索でヒットしました。
北富士演習場内で、国が安全を確認したと地元に通知したエリアの作業道から不発弾2発が見つかった問題で、防衛省南関東防衛局は25日、この作業道で不発弾の調査をしていなかったことを明ら… 続きは山梨日日新聞紙面でご覧ください。
この事案が山梨県庁担当部署のページに記録されているかどうかは未確認です。
これは、北富士演習場で実施される「沖縄県道104号線越え実弾射撃訓練」の警備業務に関する入札についての審議です。