Go Toイートと山梨県「グリーン・ゾーン認証」制度

Go Toイートとグリーン・ゾーン認証

◇ 2020.08.26 Go Toイート対象は認証店(08月26日 16時39分 NHK甲府放送局)
政府の消費喚起策の一環で飲食店を支援する「Go Toイート」が県内でも実施されることになり、県は、独自に行っている感染症予防対策、「グリーン・ゾーン認証制度」の認証を受けた飲食店などが対象になることを明らかにしました。

「Go Toイート」では新型コロナウイルスで厳しい状況が続く飲食店などを支援するため、購入金額の25%分が上乗せされる食事券が発行されることになっています。
これについて県は(2020年8月)26日会見を開き、食事券の発行予定金額の総額は35億円であることを明らかにしたうえで、対象を、適切な感染予防対策をしているとして県が独自に認証する「グリーン・ゾーン認証制度」の認証を受けた飲食店と認証を申請中の飲食店にすると発表しました。

国はまだ事業の開始日を決めていませんが、県は準備作業が必要だとして、県内での開始は早くても10月1日以降になるということです。
県内では商工団体や広告代理店などで作る事務局が国からの委託を受けて事業を行い、食事券は大規模小売店や販売を希望する集客施設などで販売する計画です。
会見で長崎知事は「いま、グリーン・ゾーン認証を受け付け中だが、多くの飲食店に認証を取ってもらい、キャンペーンに参加してほしい」と話していました。

一方、県は、飲食店の独自の支援策として「『無尽』でお助けめざせ!100億円キャンペーン」と銘打って、支払い料金の5%分を上乗せしたクーポンを発行する事業を行っていますが、長崎知事は「県の費用はなるべく大切に使いたいので、見直しは不可避だと思っている」などと述べ、「Go Toイート」の導入に伴いキャンペーンの廃止を含め検討するとしています。