山梨県 感染者の4546例目(2021.09.01)

県内4546例目・新型コロナウイルス感染症患者の発生について

新型コロナウイルス感染症の発生・県庁発表 (県内4546例目 第1報)
 2021.09. 第2報
【4546例目】
発生判明日:令和3年9月1日(水曜)
○概要
(1)年代:40代
(2)性別:男性
(3)居住地:山梨県
(4)生活圏:/管轄保健所:峡東
(5)職業:
(6)症状・経過
  軽症
(7)行動歴(発症前2週間以内の渡航歴:なし)
  特記事項なし
(8)濃厚接触者
  
記者発表、その他
◇ 2021.09.01 新型コロナ 県内感染者 8月2000人超 30代までが6割(NHK甲府放送局 09月01日 15時51分)
31日までの8月、1か月間に新型コロナウイルスへの感染が確認されたとして発表されたのは2079人で、月別では過去最多だったことし6月の551人を大幅に更新しました。
特に10歳未満から30代までの比較的若い層が6割を占めていて県感染症対策センターは「病床のひっ迫を防ぐため県の協力要請に沿った生活を送るようにお願いしたい」と呼びかけています。
県内では8月、これまでにないペースで感染の確認が増えました。
1日あたりの感染発表の数は今月4日から4日連続で過去最多を更新したほか、20日には初めて100人を超え、103人の感染が発表されました。
その20日からは山梨県にまん延防止等重点措置が適用され、感染防止対策が強化されましたが、その後も、感染者の発表は高い水準で続きました。
その結果、先月1か月間の県内の感染発表は2079人となり、これまで最多だったことし6月の551人のおよそ3.8倍となり、月別の感染発表数を大幅に更新しました。
県内で31日までに発表された感染者はのべ4493人で、半分近くが先月だけで感染したことになります。
また、県感染症対策センターのまとめによりますと、先月、感染が発表された2079人を年代別の割合でみますと、10歳未満から30代までが全体の6割を占めていて、特に20代は23.3%と最も高くなっています。
一方で、60代以上の割合はあわせて10.6%と第3波のときのことし1月の26.5%と比べて低下していて、県ではワクチン接種の効果が表れたとみています。
また、感染が確認されたときワクチン接種を2回受けていた人は6.7%にとどまっています。
県感染症対策センターでは「ワクチン接種の効果は一定程度出ていると思う。県として希望する人が早く接種できるように取り組みを進めていきたい」とした上で県民に対し、「病床のひっ迫を防ぐためにも県の協力要請に沿った生活を送るようにお願いしたい」と呼びかけています。
◇ 2021.09.01 約6割が30代以下 新型コロナ8月の感染者 若い世代の感染が多くを占める 山梨(UTY 2021.09.01 20:14)
月別では過去最多の感染者数となった8月、約6割が30代以下で、若い世代の感染が多くを占めたことがわかりました。
特に10歳未満は、前の月と比べて感染者数が約26倍と急増しています。
8月は、県内で2079人の感染が確認され、これまでで最も多かった6月の551人の約3・8倍と大幅に過去最多を更新しました。
年代別にみてみますと、20代が最も多く485人、全体の23・3%。
また10歳未満は187人で、全体の9%ですが、前の月の7人から比べると26・7倍と大幅に増加しています。
こうした年代を含む30代以下は、1253人と全体の60・3%を占めました。
一方、60代以上は、全体の10・6%で今年1月の26・5%と比べると減少していて、県ではワクチン接種の効果とみています。
なお、8月の感染者のうち、ワクチンを1回接種した人は183人で8・8%、2回接種した人は140人で6・7%でした。
◇ 2021.09.01 新型コロナ月別の過去最多の8月 専門家医師が感染状況を分析(2021.09.01 20:13 UTY)
8月20日には、103人の感染が発表され、山梨県内でも初めて1日で100人を超えました。
8月の合計は2079人と、月別の過去最多を大幅に更新していて、こうした傾向に感染症の専門医はある懸念材料を指摘しています。
県内の8月1か月間の新型コロナ感染者は、2079人で月別の過去最多を大幅に更新したほか、今年1月から7月までの累計をも上回り、感染が急拡大しました。
感染症の専門医で県の専門家会議のメンバーでもある山梨大学医学部附属病院の井上修医師は「今後、再び感染拡大に転じる可能性もあり、今は警戒を緩めてはいけない」としています。
「今の半分以下にならないと。まだ1日40人前後というのは、山梨県としては油断してはいけない」(山梨大学医学部附属病院・井上修医師)。
また現在、県内に適用されているまん延防止等重点措置も現段階で明らかな効果は見られていないと言います。
「一番期待するのは、人の流れが減ることだが、数としては減ってはいるが、去年の今頃と比べると1.5倍から2倍くらいの方が、県外から県内に来て滞在していくので、去年と比べると多いというのが心配な点」(井上修医師)。
そして、再び感染が拡大する恐れのある懸念材料もあるといいます。
「新学期が始まって夏休みシーズンも明けて、今度は仕事や学業での人流の増加がある。今までの株だと小学校の中で、子どもから子どもへの感染の広がりはあまりなかったが、8月を見ると、保育所内や学校の生徒の若い方々の間でも広がってしまう事例が起きていた」(井上修医師)。
これは、変異ウイルスのデルタ株の感染力の強さがあると指摘しています。
新学期がスタートする中、家庭内での感染を防ぐ対策を行うことが重要なポイントになるとしています。
「家の中での生活で、どういうところが危ないかというと、家族での団らんの時間や食事の場面。ワクチンを打っていない方の食事の時間帯、ワクチンを打っている大人の時間帯という形で、子どもが食べている時は大人は待っているとか、食事の時間をずらすのは有効。学校での対応と家での対応と両方きっちりやっていかないと、感染の広がりを防げないと思う」(井上修医師)。
報道記録
◇ 2021.09.01 山梨県 新型コロナ 新たに43人感染 のべ4536人(09月01日 16時26分 NHK甲府放送局)
県と甲府市は新たに男女43人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、男女あわせて43人です。
このうち3人は、ワクチンの接種を2回終えていたということです。
県内で感染が確認された人はのべ4536人になりました。
◇ 2021.09.01 山梨県 9月1日新型コロナ感染者は43人(2021.09.01 20:07 UTY)
新型コロナウイルスについて山梨県と甲府市は9月1日、新たに男女43人の感染を発表しました。
県内の感染者は累計で4536人となりました。
年代別では、10歳未満が2人、10代が8人、20代が9人、30代が10人、40代が5人、50代が6人、60代が2人、70代が1人でした。
保健所別では中北が16人、富士東部が11人、甲府市が10人、峡東が6人で、峡南はいませんでした。
症状はいずれも軽症か無症状です。
また、甲府市内の高校の寮で発生したクラスターについて、感染が確認された12人は同じ部活に所属していることがわかりました。
さらに、寮生ではない同じ部活の生徒の感染が8月31日と9月1日に合わせて2人確認されていて、市では関連性を調べています。
◇ 2021.09.01 新型コロナ 山梨県内で新たに43人感染(2021.09.01 19:06 YBS)
山梨県内では1日、43人の新型コロナウイルス感染が発表された。このうち、ワクチンを2回打っていたのは3人、1回打っていたのは10人だ。感染者の累計は延べ4536人となった。
1日午前0時時点の入院患者は223人で病床使用率は60.8%となっている。入院患者のうち重症者は3人、宿泊療養施設の入所者は403人だ。
こうした中、甲斐市では1日、妊婦とパートナーを対象にしたワクチン接種が始まった。用意された400人の枠のうち、約110人の妊婦やパートナーが接種を受けた。会場には市内の産婦人科医らも配置され、緊急時や相談に対応する体制が整えらた。
一方、富士吉田市と昭和町はそれぞれ1人に対し、誤ってワクチンが入っていない空の注射器を使って接種を行ったと発表した。いずれも健康被害はないといこうとだ。このうち富士吉田市のケースでは、3人の看護師が接種前にワクチンが入っているかを確認することになっていたが誰も気付かなかったという。
医療従事者を除き県内で1回目のワクチン接種を終えたのは47.77%にあたる39万2150人だ。接種率は全国平均を1.69ポイント下回り全国36番目だ。また2回目の接種を終えたのは37.65%で30万9137人となった。