山梨県 感染者の1970例目(2021.06.19)

県内1970例目・新型コロナウイルス感染症患者の発生について

新型コロナウイルス感染症の発生・県庁発表 (県内1970例目 第1報)
 2021.06. 第2報
【1970例目】1915例目の濃厚接触者(親族)
発生判明日:令和3年6月19日(土曜)
○概要
(1)年代:40代
(2)性別:女性
(3)居住地:山梨県
(4)生活圏:/管轄保健所:中北
(5)職業:
(6)症状・経過
  軽症
(7)行動歴(発症前2週間以内の渡航歴:なし)
  現在調査中
(8)濃厚接触者
  
記者発表、その他
◇ 2021.06.19 長崎知事「すべての生徒や職員に複数回PCR検査を」(NHK甲府放送局)
長崎知事は19日クラスターが発生した高校での今後の県の対応についてすべての生徒や職員に複数回PCR検査を受けてもらい感染の広がりを防ぎたいという考えを示した上で、「無症状の生徒が多いので、そのみなさんは宿泊療養施設に入って治るまで万全の対応を取らせてもらう。入院や治療が必要な子や職員には、現状病床に余力があるので入ってもらう。早期発見と早期治療、それによる早期回復が、まずは県として生徒や感染した人たちに行うべき行動だ」と述べました。
また、県内の高校で寮生活を送る生徒が夏休みに県外へ帰省することによって県内外で感染が広がることを防ぐため、こうした生徒にワクチンを打てないか模索しているとした上で「ファイザーのワクチンはこれから供給量が減るという問題があり、モデルナのワクチンは18歳以上という年齢制限があって高校生に使えないという問題もあるのでしっかり政府に対応を考えてほしい」と述べました。
◇ 2021.06.19 長崎知事「高校生へのワクチン接種促進を」(YBS)
長崎知事は19日、全国知事会の会議の席上、高校生への早期のワクチン接種に向け供給量の確保などを国に要望するよう提案した。
会議の席上、長崎知事は複数の高校でクラスターが発生したことを受け高校生に早期のワクチン接種を行う必要性を訴えた。モデルナ社製のワクチンは現在、対象年齢が18歳以上となっていてファイザー社製のワクチンは今後供給量が減少するという見通しが示されている。このため長崎知事はモデルナ社製については対象年齢の引き下げを、ファイザー社製については供給量の拡充を国に求めることを提案した。
◇ 2021.06.19 生徒や教職員45人感染 日本航空高校を運営の学校法人が会見(NHK甲府放送局)
甲斐市にある日本航空高校で18日までに、生徒や教職員あわせて45人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、運営する学校法人が19日会見を開き、感染の状況や今後の対応について説明しました。
日本航空高校を運営する学校法人が19日午前9時から開いた会見によりますと、高校では17日、寮で生活する生徒6人の新型コロナウイルス感染が確認され、18日から県が、この高校と高校と同じ敷地にある附属中学校のすべての生徒や教職員あわせておよそ850人を対象に順次PCR検査を実施しています。
その結果、18日までに結果が判明したおよそ300人のうち45人の感染が確認されたということです。
県では「高校でクラスターが発生した」として残るおよそ550人の検査を進め21日までには結果が判明する見通しだとしています。
学校法人によりますと、この高校と中学校はあわせて全校生徒のうち9割にあたる630人が学校の敷地内にある6棟の寮で生活していて、感染は、このうち1棟の同じフロアの生徒を中心に広がっているということです。
学校法人「日本航空学園」の梅沢重雄理事長は「医療関係者や県の関係者などにご心配をおかけしていることを心からお詫びします」と謝罪しました。
日本航空高校と附属中学校では授業はオンラインで継続しますが、部活動は18日からすべての活動を停止し、これから行われるインターハイの県予選などへの出場も辞退するということです。
梅沢理事長は「辞退は断腸の思いで決めた。インターハイを目指して頑張ってきた生徒たちには本当に申し訳ない」と話していました。
クラスターが発生したことを受けて、県は日本航空高校と附属中学校の寮で生活するすべての生徒を寮内で待機させるよう指示したほか、通学している生徒についても自宅待機を指示しているということです。
そのうえで、今後の対応について「まずは感染者の特定を最優先で行ったうえで、学校の感染症対策の検証を行う」としています。
「日本航空高校」はパイロットや航空整備士、キャビンアテンダントなどを養成するための教育を行う高校で敷地内には附属中学校もあります。 高校と中学校あわせておよそ700人の生徒のうち多くが県外から入学し9割にあたる630人が敷地内に6棟ある寮で共同で生活しています。
運営する学校法人日本航空学園によりますと寮では生徒に対して部屋でもマスクの着用を呼びかけていたほか、1時間に1回、館内放送で換気を呼び掛け食事や入浴についてはクラブ活動を行う団体ごとに実施し、団体が入れ替わるたびに職員がテーブルや脱衣所などを消毒していたということです。
また、寮で生活する生徒全員が去年の冬休み以降、原則、帰省せず、外出自粛を続けていたほか、やむをえず県外に外出する必要がある場合は寮に帰ってきたあと、体調の変化を確認するため1週間、敷地内の別の建物で生活させていたということです。
同じ法人が運営する石川県輪島市の「日本航空高校石川」では先月から今月にかけて生徒など100人以上の感染が確認されるクラスターが発生していますが、生徒同士の交流などはなかったということです。
報道記録
◇ 2021.06.19 山梨県 新型コロナ 新たに46人感染確認(06月19日 19時32分 NHK甲府放送局)
県と甲府市は、いずれも県内に住む男女あわせて46人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、いずれも県内に住む10歳未満から60代までの男女あわせて46人です。
このうち30人は甲斐市の高校の生徒など関係者で、この高校で発生したクラスターの感染確認はこれまでに47人となりました。
これで、県内で感染が確認されたのはのべ1962人になりました。
また県はこれまでに県内で感染が確認されていた男女あわせて8人が変異したウイルスに感染していたことが新たに確認されたと発表しました。
県内で変異したウイルスに感染していることが確認された人は546人になりました。
◇ 2021.06.19 新型コロナ 6月19日は46人の感染確認 甲府市職員も1人 日本航空高校は計47人 山梨県(2021.06.19 20:24 UTY)
新型コロナウイルスについて、山梨県と甲府市は19日、新たに46人の感染を発表しました。
1日あたりの感染発表者数としては、過去2番目の多さで、6月の感染者は412人となりました。
年代別の内訳は、10代未満が1人、10代が29人、20代が3人、30代が6人、40代が3人、50代が3人、60代が1人です。
また、保健所別では中北が35人、甲府が7人、峡東が4人となっています。
症状は、いずれも軽症か無症状だということです。
このうち50代の女性は、甲府市子育て支援課の職員でした。
一方、県はクラスターが発生した甲斐市の日本航空高校で19日までに、生徒45人と職員2人の計47人の感染を確認したと発表しました。
県内の感染者は、のべ1962人となりました。
◇ 2021.06.19 日本航空高 感染者45人に(2021.06.19 19:03 YBS)
甲斐市の日本航空高校は生徒、教職員合わせて45人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
学校によると、今月16日に生徒4人が発熱したことをきかっけに順次検査を行った。この結果18日夜の時点で生徒と教職員、およそ300人の検査が終わり感染者は生徒43人、教職員2人の合わせて45人に上っているという。感染者のほとんどは学校の寮で生活していることから学校は寮の中で感染が広がった可能性があるとしている。
学校ではさらに、全校生徒や教職員ら合わせて520人を対象に検査を行っていて今後も感染者が増える可能性がある。
学校では19日以降行われるインターハイの県予選について、すべての部で出場を辞退するとしている。