山梨県　感染者の１７３５例目（2021.06.08）

2021.06.08　ワクチン接種の数日後に高齢者死亡 因果関係は不明（ＮＨＫ甲府放送局 06月08日　13時34分）
先月、県内で新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた高齢者が、接種から数日後に亡くなっていたことが、県への取材でわかりました。
県によりますと、ワクチン接種との因果関係はわかっていないということです。
県によりますと、接種の後には健康状態に問題はなく、接種日から亡くなるまでの間に、副反応を疑う症状もなかったということです。
県は、プライバシーを理由に、亡くなった高齢者の性別や年齢を明らかにしていません。
県内では新型コロナウイルスのワクチンを接種した人のうち、副反応が疑われるとして県に報告されたのは７日までに３８件あり、このうち死亡は初めてです。
県の健康増進課は「副反応の疑いは幅広く報告があり、因果関係はわかっていない。冷静に受け止めてほしい」としています。

2021.06.08　新型コロナ感染者が急増　専門家「コロナ慣れがあるとして若年層の気の緩みに危機感」　山梨（ＵＴＹ 2021.06.08 20:02）
６月８日も４３人と山梨県内では、先週末から新型コロナの感染者が急激に増加しています。
この背景に専門家は「コロナ慣れ」があるとして、特に若年層の気の緩みに危機感を示しています。
６月８日は、県の感染症対策センター「山梨県ＣＤＣ」の総長を務める公衆衛生の専門家藤井充さんらが、最近の県内の感染状況について報道機関の取材に応じました。
この中で藤井総長は、新型コロナの感染が拡大する前の、おととしと現在を比べて、ＪＲ甲府駅周辺の日中の人出は少し増えていて、活動的な若い人が感染し、広がっている現状があると話しました。
「コロナ疲れ」や「コロナ慣れ」による気の緩みがあるとしていますが、こうした人たちの行動を変えることができれば、感染拡大も抑えることが出来るとしています。
また、６月は韮崎市の障害者施設でクラスターが発生し、これまでに入所者と職員、計４１人の感染が確認されています。
藤井総長は、面会の制限や入所者が外出できないこうした福祉施設は「職員がウイルスを持ち込むことが大半」と指摘しました。
その上で、職員がわずかな発熱など少しでも体調に異変があれば、休んで医療機関を受診できるよう施設側の体制作りが必要と述べました。
また感染を抑え込むには、ワクチンが最も有効だとして機会が来たら積極的に接種してほしいと呼びかけていました。

◇ 2021.06.08 新型コロナ 新たに４３人感染 変異株も３４人（06月08日　18時18分 ＮＨＫ甲府放送局）
県と甲府市は、県内に住む男女あわせて４３人が、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
新たに感染が確認されたのは、いずれも県内に住む１０歳未満から８０代までの男女あわせて４３人です。
４３人のうちの２２人が、クラスターの発生が判明した韮崎市の障害者施設の利用者と職員で、これまでにこの施設で感染が確認されたのは、あわせて６３人になりました。
県内で感染が確認された人は、のべ１７２７人となりました。
また、県はこれまでに県内で感染が確認されていた男女あわせて３４人が、変異したウイルスに感染していたことが新たに確認されたと発表しました。
県内で変異したウイルスに感染していることが確認された人は４３２人になりました。

◇ 2021.06.08 山梨県の新型コロナ感染者　8日は過去2番目の43人　障害者施設クラスターは計63人に（2021.06.08 19:35 ＵＴＹ）
新型コロナウイルスについて、山梨県と甲府市は６月８日、１日の感染者の発表としては過去２番目の多さとなる４３人の感染を発表しました。
このうち２２人は、クラスターが発生した韮崎市の障害者施設の利用者（１８人）と職員（４人）で、この施設の感染者は、計６３人となりました。
年代別の内訳は、１０歳未満が１人、１０代が１人、２０代が７人、３０代が９人、４０代が６人、５０代が５人、６０代が６人、７０代が７人、８０代が１人です。
また、保健所別では、中北が３２人、甲府が７人、富士東部が３人、峡東が１人となっています。
症状は、中北保健所管内の５０代の女性が中等症、その他の人が軽症か無症状だということです。
県内の感染者は、のべ１７２７人となりました。

◇ 2021.06.08 新型コロナ　県内４３人の感染を確認（ 2021.06.08 20:03 ＹＢＳ）
県内では８日、新たに４３人の新型コロナウイルスの感染が発表された。県感染症対策センターでは福祉施設などのクラスターのほかに、若年層への感染が目立つとしていて、若者への注意喚起も課題としている。
感染が分かったのは１０歳未満から８０代の男女４３人で１人が中等症、残りが軽症か無症状だ。これで県内の感染者は今月に入り１７７人となった。
一方、甲斐市は８日、市立保育園に勤務する保育士１人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。勤務する保育園では９日を休園とする予定だ。
県感染症対策センターは最近の感染者の傾向として、２０代から３０代の若者の感染者が増加しているとしたうえで、若者の感染を止めることが今後の課題とした。