山梨県 感染者の1683例目(2021.06.06)

県内1683例目・新型コロナウイルス感染症患者の発生について

新型コロナウイルス感染症の発生・県庁発表 (県内1683例目 第1報)
 2021.06. 第2報
【1683例目】 韮崎市内にある障害者施設(職員)
○概要
(1)年代:60代
(2)性別:男性
(3)居住地:山梨県
(4)生活圏:/管轄保健所:中北
(5)職業:
(6)症状・経過
  無症状
(7)行動歴(発症前2週間以内の渡航歴:なし)
  現在調査中
(8)濃厚接触者
  
記者発表、その他
◇ 2021.06.07 新型コロナ 38人のクラスターが発生した障害者施設が取材に応じる 多くの利用者が重度の知的障害があり難しい面があった 山梨・韮崎(UTY 021.06.07 19:47)
山梨県内では6月5日、1日としては過去最多となる47人の感染者の発表がありました。
主な要因は、韮崎市の障害者施設でクラスターが発生したためで、この施設の担当者は多くの利用者が重度の知的障害があり、マスクの着用の徹底や人と人との距離の確保が難しい面があったと話しました。
この週末の2日間の感染者は、計75人に上りました。
こうした中、韮崎市の障害者施設で利用者と職員、計38人のクラスターが発生し、この施設の担当者がUTYの取材に応じました。
担当者によりますと、この施設では職員や出入りする業者の消毒や検温、食事会場での仕切りの設置など基本的な感染対策を行っていました。
また、職員に対しては休日でも県外に出ないといった行動指針を作成していたほか、入所者の親族との面会も全面的に禁止していたということです。
一方で、障害者施設のため対策が難しい面があったと明かしました。
この施設では、利用者の8割以上に重度の知的障害があり、マスクを着用すると精神的に不安定になることもあったということで、徹底が難しかったことや、入浴などの生活支援では人と人との距離の確保ができない場面もあったということです。
現時点での感染経路は不明で、施設は「感染が広がってしまったことを真摯に受け止め今後の対策に生かしたい」としています。
◇ 2021.06.07 障害者施設でクラスター 県が対策強化へ(2021.06.07 19:16 YBS)
県内では週末に韮崎市の障害者施設で38人が感染するクラスターが発生し、県は施設での対策を強化する方針だ。
施設の担当者によると、施設では入所者の9割ほどに重度の知的障害があり、担当者は「マスクの着用徹底が難しかった」と話している。このため、施設では家族との面会を制限し、県外出張の職員にPCR検査を行うなど対策を徹底してたといい、「感染者が出たことは非常に残念対策の難しさを感じた」としている。
県は、職員に対し簡易的に抗原検査ができるキットを配布するほか、PCR検査機器の増設も検討する。
一方、県内では先月末から5日にかけて飲食店や建設業、観光業関係などで知人や同僚の間で感染が広がるケースも確認されている。こうした事態を踏まえ、県は障害者施設や建設業者などに行動規範の作成も求める方針で、近くひな型を作成し配布する。
報道記録
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