山梨県 感染者の1558例目(2021.05.31)

県内1558例目・新型コロナウイルス感染症患者の発生について

新型コロナウイルス感染症の発生・県庁発表 (県内1558例目 第1報)
 2021.06. 第2報
【1558例目】
発生判明日:令和3年5月31日(月曜)
○概要
(1)年代:20代
(2)性別:男性
(3)居住地:山梨県
(4)生活圏:/管轄保健所:峡東
(5)職業:
(6)症状・経過
  軽症
(7)行動歴(発症前2週間以内の渡航歴:なし)
  現在調査中
(8)濃厚接触者
  
記者発表、その他
報道記録
◇ 2021.05.31 山梨県 新型コロナ7人感染 今月は338人で月別過去最多(05月31日 20時05分 NHK甲府放送局)
山梨県は、31日、県内で新たに男女合わせて7人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
今月1か月間に感染が確認された人はこれで338人となり、月別で最多だった1月を上回り最も多くなりました。
新たに感染が確認されたのは、20代から80代までの男女合わせて7人です。
県内で感染が確認された人はのべ1550人となりました。
また、今月1か月間に感染が確認された人は338人となり、月別で最多だった1月の333人を上回り、最も多くなりました。
さらに、山梨県によりますと、これまでに県内で感染が確認されていた男女合わせて5人が、変異したウイルスに感染していたことも新たに確認されたということです。
県内で変異したウイルスへの感染が確認された人は、324人になりました。
◇ 2021.05.31 新型コロナ感染者 月別で過去最多の338人 専門家は 山梨(2021.05.31 21:00 UTY)
新型コロナの感染者が5月、月別の過去最多を更新しました。
5月は感染力が強い変異ウイルスの感染者が目立っていて専門家はワクチンが普及するまでこれまで以上の対策を徹底するよう呼びかけています。
5月の感染者は5月31日までに338人、これに対し変異ウイルスの感染者の発表は31日の時点で226人に上っています。

イギリス型の変異ウイルスは従来よりも1.3倍、感染力が強いとされていて、山梨大学附属病院の井上修医師は、5月の県内の感染者が増加した大きな要因と考えています。
 「感染性が強いイギリスで見つかった株に置き換わっているのはまず間違いない」。
なお、全国的にはさらに感染力が強いとされるインド型の変異ウイルスの感染者も報告されています。
 「今までだとそこまで(対策を)していれば大丈夫だったといううつらないラインが、変異ウイルスが増えてきたことで下がっている。今までの(対策)で大丈夫で今まで通りやっているのにうつるということが十分これからも考えられる」。
また新型コロナウイルスは季節に関係なく感染が広がる恐れがあり、気を緩めることなく感染対策の徹底するよう呼び掛けています。
その一方、現在高齢者を中心に進んでいるワクチン接種が普及すると状況は変わるとしています。
 「変異ウイルスに対しては若干効果が落ちるのではないかという報告があるが、イギリス株、インド株に関してかなり効果が期待できる。ワクチンを中心に考えて対策を講じていく今のやりようはどんどん加速していかないといけない」。

ワクチン接種が進んでいる国では新規の感染者が減っていて、重症化する人も少なくなっていることから井上医師は、県民には焦らずワクチンを接種してほしいとしています。
 「ワクチンを打たずに命を落とす可能性を考えたら、ワクチンを打って少し腕が痛いが、この先1年の安心を買うことが出来るのでワクチンを最優先に考えてもらいたい。
順番が来るまでは予防策で逃げ切る、順番が来たら積極的にワクチンを打つということで慌ててはいけない」
◇ 2021.05.31 新型コロナ男女7人が感染 月別過去最多に(2021.05.31 19:23 YBS)
県内では31日、7人の新型コロナウイルス感染が発表され、今月の感染者は338人となり月別で過去最多を更新した。こうした中、1回目のワクチン接種を終えた高齢者は1週間で2万人以上増えた。
新たに感染が分かったのは20代~80代の男女7人で、60代と80代の女性が中等症、残る5人は軽症だ。このうち4人はこれまでの患者の濃厚接触者だった。
また県によると、31日午後2時までに1回目のワクチン接種を終えた高齢者は先週より2万人以上増え、4万5950人だった。2回目の接種が完了した高齢者は6754人で、全体の2.7%となっている。
また医療従事者については約3万人の対象者のうち、半数以上の1万7000人が2回目の接種を終えたという。
なお、ワクチン接種の医療従事者の確保に向けて県内では、歯科医師が現在研修などを行っているが、県が各自治体に問い合わせたところ、3つの自治体が歯科医師の協力を要請、検討していることが分かった。笛吹市では来月12日に芦川町の高齢者の集団接種会場で歯科医師がワクチン接種を担当する。