【1540例目】 発生判明日:令和3年5月28日(金曜) ○概要 (1)年代:40代 (2)性別:女性 (3)居住地:山梨県 (4)生活圏:/管轄保健所:中北 (5)職業: (6)症状・経過 軽症 (7)行動歴(発症前2週間以内の渡航歴:なし) 現在調査中 (8)濃厚接触者
GZ認証施設のクラスター発生は計3例目。県によると大学生グループは16日、9人で2~3時間にわたって店を利用。会食時はマスクを着けていたが大声を出すなどして店側が注意していた。一方で店側も、認証基準で「90分間」と定められている利用時間を見過ごし、飛沫(ひまつ)防止用に設けた間仕切りは県が求める高さや形状と異なっていた。室内の二酸化炭素濃度を測定する機器も未設置だった。
今回の感染拡大の直接的要因について長崎幸太郎知事は記者会見で「大声での会話による飛沫感染」と指摘。店には再発防止の誓約書を提出させ、認証基準の順守や改善に向けた取り組みを見守るとして、認証の停止や取り下げは見送った。今後誓約に反した場合は「厳しい対応で臨む」と述べ、店には客の利用マナーに対する毅然(きぜん)とした対応を求めた。大学生や若年層の感染は県内で相次いでおり「若い方々には自分の行動が与える社会的影響の大きさをしっかりと認識し、利用するお店のルールを厳守してほしい」と求めた。