山梨県  新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者発生について

新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者発生について

新型コロナウイルス感染症患者の発生・県庁発表
(1)年代:
(2)性別:男性
(3)居住地:山梨県
(4)生活圏:
(5)職業:
(6)症状・経過
  2月上旬 発症・入院
(7)行動歴(発症前2週間以内の渡航歴:)
  備考:ブラジル滞在歴あり
(8)濃厚接触者
  3名(全員陰性)。このほか接触者のうち1名の陽性を確認(2月18日公表
記者発表、その他
 県内で発生した新型コロナウイルス感染症の患者1名について、国立感染症研究所の検査の結果、変異した新型コロナウイルス感染症(変異株)であることが確認されました。
◇ 2021.02.10 知事臨時記者会見(令和3年2月10日水曜日) 新型コロナウイルス感染症変異株に感染したと疑われる事案の発生について
報道記録
◇ 2021.02.12 山梨県、ブラジル型変異ウイルス初確認 接触者1人陽性(日本経済新聞 2021年2月12日 21:46)
山梨県は12日、ブラジルに滞在歴のある男性が新型コロナウイルスのブラジル型の変異ウイルスに感染していたと発表した。国立感染症研究所での解析で判明した。
10日に変異ウイルスの疑いが強いと県が発表していた。県内での変異ウイルスの確認は初めて。接触者1人の陽性が確認されており、国立感染研に検体を送っているという。
男性はブラジルから帰国し、検疫では陰性だったが、2週間の自宅待機中だった2月上旬に発症したという。濃厚接触者3人は陰性だった。自宅待機していたため接触者を確認できているといい、県福祉保健部の小島良一部長は「不特定多数に感染が広がる可能性は低い」と話している。
男性は県立中央病院を受診し、新型コロナへの感染が確認された。同病院が独自にゲノム(全遺伝情報)解析をしたところ、ブラジル型変異ウイルスが疑われることが判明したという。男性は軽症という。
◇ 2021.02.10 新型コロナ変異ウイルス感染の疑い 山梨県(2021.02.10 22:30 UTY)
長崎知事は10日夜、山梨県内で新型コロナの変異ウイルスへの感染が強く疑われる事例が確認されたと発表しました。
県は検体を国の研究所に送り、解析が進められています。
県によりますと9日までに新型コロナウイルスへの感染が確認されて県内の医療機関に入院している患者1人が変異ウイルスへの感染が強く疑われることがわかったということです。
10日に県立中央病院で行われたゲノム検査の結果、この患者の変異ウイルスへの感染の疑いが判明したため県は検体を国立感染症研究所に送り現在詳しい解析が進められています。
これまでのところ、この患者からの感染の広がりは確認されていないとしていますが長崎知事は接触者も含めて幅広く検査をするよう指示したということです。
またこの患者の行動歴について調べています。
感染力が強いとされる新型コロナの変異ウイルスは9日、長野や栃木など6県で新たに感染者が確認されていますが、この患者の感染が確認されれば県内では初めてとなります。
◇ 2021.02.10 県内初 新型コロナ変異株の感染疑い事例(021.02.10 21:26 YBS)
10日、県内で初めて新型コロナウイルス変異株への感染が疑われるケースが確認された。
県によると、県内で感染した患者1人について、県立中央病院がゲノム解析を行ったところ変異株の可能性が高いことが分かった。国立感染症研究所に検体を送って、詳細な検査を進めている。
患者の行動歴や症状については、同意が得られていないとして明らかにしなかった。
会見で長崎知事は「変異株であっても基本的な感染対策は変わらない」として、県民に対し三密の回避やマスク着用や手洗いなどの基本的な感染対策の徹底を呼び掛けた。
◇ 2021.02.10 県内初の変異ウイルス感染疑い(02月10日 20時40分 NHK甲府放送局)
山梨県は、10日夜、これまでに県内で新型コロナウイルスへの感染が確認された患者について、県立中央病院で検査を行った結果、変異した新型コロナウイルスに感染している疑いが強いことがわかったと発表しました。
県は、国立感染症研究所に確定のための検査を依頼し、検体を送りました。
これは長崎知事が10日夜、臨時の記者会見を開いて明らかにしたものです。
それによりますと、これまでに県内で新型コロナウイルスへの感染が確認された患者について、県立中央病院でゲノム検査を行った結果、変異した新型コロナウイルスに感染している疑いが強いことがわかったということです。
県は国立感染症研究所に確定のための検査を依頼し、検体を送りました。
県によりますと、これまでのところ、この患者からの感染の広がりは確認されていないということです。
長崎知事は会見で、「変異したウイルスが大変強く疑われるが、そうであってもなくても基本的な感染防止対策は同じだ。県民のみなさんには警戒感を維持しながら、感染防止対策を徹底してほしい」と呼びかけました。