山梨県 感染者の422例目(2020.12.06)

県内422例目・新型コロナウイルス感染症患者の発生について

新型コロナウイルス感染症患者の発生について(県内422例目 第1報)
 2020.12.07 第2報
【422例目】
○概要
(1)年代:50代
(2)性別:男性
(3)居住地:山梨県
(4)生活圏:笛吹市、富士北麓地域
(5)職業:教職員(富士東部地域の高校関連)
(6)症状・経過
  軽症
  12月5日(土) 発症
  12月6日(日) 入院
(7)行動歴(発症前2週間以内の渡航歴:なし)
  12月3日(木)・4日(金) 勤務
(8)濃厚接触者
  親族1名:陰性
記者発表、その他
複数の患者が発生した富士東部地域の高校について(山梨県庁)
・12月8日(火曜)までに、生徒21名、教員2名、計23名の陽性が判明。
・12月8日(火曜)までに、教員72名、生徒749名の検査が実施され、陽性と公表した者以外は陰性を確認。
編注・422例目は実質420例目(のべ420人)です、
 甲府市発表の308例目(2020.11.21)と300例目(2020.11.20)が入院後に複数回のPCR検査の結果、発生届が取り下げられました。これが感染例-2の理由です。
報道記録
◇ 2020.12.07 9人感染 高校の感染者23人に(12月07日 07時26分 NHK甲府放送局)
山梨県内では6日、男女あわせて9人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。
このうち4人はクラスターが発生している県立高校に通う生徒と教職員で、この学校で感染が確認された人は23人となりました。

山梨県と甲府市によりますと、6日感染が確認されたのは、高校生から70代までの男女あわせて9人で、いずれも症状が軽いか無症状だということです。
このうち高校生の男女3人と50代の男性1人のあわせて4人はクラスターが発生している富士東部地域にある県立高校の生徒と教職員で、この高校で感染が確認された人は同じ学年の生徒21人と教職員2人のあわせて23人となりました。

県教育委員会によりますと、この高校では感染が広がっていることから、今月4日に続いて7日と8日の2日間、臨時休校の措置を取っているということです。
県によりますと、6日までにこの高校の教職員61人と、感染が確認された生徒と同じ学年の231人のあわせて292人について、検査で陰性が確認されたということで、県は7日以降、感染が確認されていない学年の生徒およそ500人について検査を行うことにしています。

県内でも新型コロナウイルスの感染拡大が続き、5日には一日としては最も多い21人の感染が確認されるなど、今月に入ってから6日までの6日間で78人の感染が確認され、月別で2番目に多かったことし8月1か月間の76人を上回るペースとなっています。
◇ 2020.12.07 新たに6人の新型コロナウイルス感染確認(2020.12.07 19:17 YBS)
 県内では7日も新たに6人の新型コロナウイルス感染が確認された。患者は週末からの3日間で36人に上っている。7日に新たに感染が判明したのは20代~70代の男女6人。

 県内ではこの週末、10代~70代の男女30人の感染が分かった。このうち18人はクラスターが発生した富士東部地域の県立高の生徒と職員で、感染者は職員2人を含む計23人となった。
 感染した生徒は全員同じ学年だといい高校は他学年の生徒500人と職員70人の検査を急いでいる。富士河口湖町はこの高校に通う生徒の兄弟で、体調に不安がある場合は登校を控えるよう呼び掛けていて富士吉田市も個別の相談に応じている。

 一方、都留市のスナック「GONJI」に関連した感染者は8人増え、合計で35人となった。富士吉田市の堀内茂市長によると富士吉田市立病院のコロナ専門病床13床はすでに満床で、国中地域の医療機関に患者を搬送せざるを得ない状況だという。また検査に必要な試薬も不足しているという。病院の担当者は「ここ1、2週間が正念場になる」としている。

 県内の入院患者は7日午後3時現在、85人で県が増床の基準とした60人を超えているが、県は当面、現在の130床体制のまま維持し、軽症者の療養施設への移行を進める考えだ。県内では今月に入り84人が感染している。
◇ 2020.12.06 高校生など7人感染 新型コロナ(12月06日 18時59分 NHK甲府放送局)
山梨県と甲府市は、県内に住む10代から70代の男女7人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
このうち4人はクラスターが発生している県立高校の生徒と教職員で、この学校で感染が確認された人は23人になり、県教育委員会は8日まで休校とすることを決めました。
県と甲府市によりますと、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、10代の高校生の男女あわせて3人、20代の女性、50代の男性と女性、70代の男性1人の合わせて7人で、軽い症状か無症状だということです。
このうち10代の高校生の男女3人と50代の男性1人は、クラスターが発生している山梨県の富士東部地域にある県立高校の生徒と教職員です。
この高校で感染が確認されたのは同じ学年の生徒21人と教職員2人のあわせて23人になりました。
県教育委員会によりますと、この県立高校は今月4日に休校の措置を取っていましたが、感染が広がっているとして7日と8日の2日間を臨時休校とするほか、検査対象を感染が確認されていないほかの学年の生徒たちにも広げるということです。
県内では5日、一日としては最も多い21人の感染が確認されるなど感染拡大が続いていて、県内で感染が確認された人は延べ420人となりました。