山梨県 感染者の300例目(2020.11.20)

県内300例目・新型コロナウイルス感染症患者の発生について

新型コロナウイルス感染症患者の発生について(県内300例目 第1報 甲府市発表)
 2020.11.24 第2報 感染発生届の取り下げ
【300例目】
○概要
(1)年代:70代
(2)性別:男性
(3)居住地:甲府市
(4)生活圏:
(5)職業:無職
(6)症状・経過
  11月20日(金) 呼吸苦、吐き気、食欲不振のため、市内の医療機関を受診。
           抗原定量検査を実施し、陽性であることが判明。
           県内の感染症指定医療機関に入院。
  その他は、現在調査中。
(7)行動歴(発症前2週間以内の渡航歴:)
  現在調査中
(8)濃厚接触者
  現在調査中
記者発表、その他
【感染発生届の取り下げ】
 11月20日(金曜)に、医療機関において抗原定量検査の結果、陽性となった患者の発生届に基づき、県内300例目と公表した患者につきましては、11月24日(火曜)、医師から次の結果を基に総合的に判断し、発生届が取り下げられました。
 (1)患者が入院した感染症指定医療機関における複数回のPCR検査の結果が、全て陰性であったこと。
 (2)甲府市保健所による積極的疫学調査の結果において、当該患者の行動歴等から新型コロナウイルスに感染した可能性が低いこと。
報道記録
◇ 2020.11.20 県内で2人感染 のべ300人に(11月20日 17時16分 NHK甲府放送局)
甲府市は、市内に住む男性2人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
これで、県内で感染が確認された人の数はのべ300人となりました。
甲府市によりますと、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、いずれも甲府市内に住む60代の男性と70代の男性です。
このうち60代の男性は市内の団体職員で、今月14日に38度の発熱などの症状があり、市内の医療機関を受診しましたが、その後熱が下がり、20日、再び38度の熱が出て抗原検査を受け、陽性が確認されました。
また70代の男性は20日、吐き気などの症状があり、市内の医療機関で抗原検査を受け、陽性が確認されました。
2人はいずれも重症ではないということです。
県内で感染が確認された人の数はのべ300人となりました。
◇ 2020.11.20 新型コロナ 新たに男性2人の感染を確認(2020.11.20 18:47 YBS)
 甲府市はきょう、男性2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
 これで県内の感染者は300例となった。
 今月の感染者は半数以上が30代以下で、県は学校や会食で若者の集団感染が増えているとして注意を呼び掛けている。
 感染が分かったのは、甲府市内の60代と70代の男性。
 60代の男性は団体職員で、13日に喉の痛みなどがありきょう抗原検査の結果、陽性となった。
 70代の無職男性は、きょう吐き気などがあり抗原検査で陽性が分かった。
 今月の感染者は84人となり、月別で最多だった8月の76人を上回り、100人を超えるペースで推移している。
 今月の感染者を年代別にみると、20代の16人が最も多く、次いで30代の15人、10代の14人となっている。
 30代以下が全体の半数以上を占めていて、若年層の感染が目立つ状況。
 県は学校や職場で若年層への感染が広がっていると指摘している。
 また、会食の場で感染が広がったとみられるケースも目立つという。
 一方、今後は若年層から重症化リスクが高いとされるお年寄りへの感染拡大も懸念されている。
 県は対策として、マスクの着用や手洗い、30分に1回の換気などを求めていて、「微熱やのどの違和感などわずかな症状でもかかりつけ医に相談してほしい」と呼び掛けている。
◇ 2020.11.20 新型コロナ 新たに2人の感染確認 山梨県の累計300例に 今月は84人(2020.11.20 19:40 UTY)
新型コロナウイルスの山梨県内の月別の感染状況が11月20日、新たに2人の感染者が発表されたことで84人となり、それまで最多だった8月76人を上回り、月別で最多となりました。累計では、300例となりました。
11月21日からの3連休も注意が必要です。
感染症の専門家は、これまで感染経路が分かっている、または推測できる感染者は、感染者が多数発生している地域への移動歴があるので、特に感染者が多い地域への移動は、十分に注意が必要としています。
また、県内でも無症状や軽症者の感染源があることを前提に、マスクの着用や手洗いなど基本的な感染対策の徹底が重要としています。
そして、体調不良の場合は、感染源にならないためにも、速やかにかかりつけ医に相談し欲しいとしています。