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新型コロナウイルス感染症患者の発生について（県内２２１例目 第１報 甲府市発表）
2020.11.05 第２報
2020.11.06 第3報
【２２１例目】
○概要
（１）年代：５０代
（２）性別：男性
（３）居住地：甲府市
（４）生活圏：
（５）職業：飲食店経営（甲府市）
（６）症状・経過
１０月２９日(木) 鼻汁・鼻閉（11月4日まで続く）
１１月 ２日(月) 発熱（37.8℃）
１１月 ３日(火) 発熱（37.8℃）、下痢、体動時の息苦しさ
１１月 ４日(水) 発熱（38.3℃）、下痢、体動時の息苦しさ。
受診・相談センターに相談し、市内医療機関でPCR検査を実施
同 日 PCR検査の結果が陽性であることが判明
１１月 ５日(木) 県内の感染症指定医療機関に入院
※現時点においては、発熱（37℃台）と鼻閉があるものの軽症
（７）行動歴（発症前２週間以内の渡航歴及び県外への外出：なし）
１０月２７日(火) 勤務（ザ ヴォルト）。従業員1人と市内で飲食
１０月２８日(水) 勤務（ザ ヴォルト）。市内で1人で飲食
１０月２９日(木) 買い物。勤務（ザ ヴォルト、ホップス アンド ハーブス）
１０月３０日(金) 勤務（ザ ヴォルト、ホップス アンド ハーブス）
１０月３１日(土) 従業員及び知人と飲食。勤務（ザ ヴォルト）
１１月 １日(日) 買い物。勤務（ザ ヴォルト）
１１月 ２日(月) 自主的に休業。市内で1人で飲食
１１月 ３日(火) 自主的に休業。自宅で過ごす
※勤務中は基本的にはマスクをしていなかったが、買い物などの外出時にはマスクを着用していた
（８）濃厚接触者
濃厚接触者については、現時点において、患者が経営している飲食店の従業員13名及び10月31日（土曜）に飲食を共にした知人7名、飲食店の利用者3名を特定し、飲食店の従業員13名中の3名は、217例目の濃厚接触者としてPCR検査を実施し、陰性を確認。
飲食店の従業員の残り10名、知人7名中2名、及び飲食店の利用者3名は、11月6日（金曜）PCR検査を実施し、陰性を確認。また、濃厚接触者ではないものの飲食店の従業員で接触があった4名及び飲食店の利用者15名について、11月6日（金曜）PCR検査を実施し、陰性を確認。
（９）その他
患者が経営している飲食店の店名、所在地及び勤務期間は、次のとおりです。
１）店名・所在地
① ザ ヴォルト（THE VAULT）
甲府市丸の内１－２１－７
10月27日～11月1日
② ホップス アンド ハーブス（Hops ＆ Herbs）
甲府市中央１－１－５
10月29日・30日
上記の飲食店をこの期間に利用した方は、甲府市保健所（電話：０５５－２３７－８９５２）にご連絡ください。
記者発表、その他
報道記録
◇ 2020.11.05
飲食店経営者感染確認で店名公表（11月05日 06時38分 ＮＨＫ甲府放送局）
甲府市は４日、飲食店を経営している市内在住の５０代の男性が新たに新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。
甲府市は、男性が経営する市内の２つの店の名前を公表し、利用者に保健所に連絡するよう呼びかけています。
甲府市によりますと、新たに感染が確認されたのは、甲府市在住で市内で飲食店を経営している５０代の男性です。
男性は先月２９日に鼻水や鼻づまりの症状を訴え今月２日、３７度８分の熱が出たほか、３日には下痢や息苦しさが重なりました。
そして４日は熱がさらに上がったということで、市内の医療機関でＰＣＲ検査を行ったところ、陽性と確認されたということです。
この男性は市内で２つの飲食店を経営していて、今月２日に感染が確認された甲府市の２０代の男性のアルバイト先だということです。
甲府市は、飲食店の従業員を中心に濃厚接触者がいないか特定を進めていますが、店の利用者が特定できていないとして、店は甲府市丸の内１丁目の「ザ・ヴォルト」と、甲府市中央１丁目の「ホップスアンドハーブス」だと明らかにしました。
男性は先月２７日から今月１日までの期間、「ザ・ヴォルト」では毎日、「ホップスアンドハーブス」では何日か勤務していたということで、甲府市はこの期間中にいずれかの店を利用した人に対し、保健所に連絡するよう呼びかけています。
県内で感染が確認された人はのべ２２１人となりました。