山梨県 感染者の159例目(2020.08.19)

県内159目・新型コロナウイルス感染症患者の発生について

新型コロナウイルス感染症患者の発生について(県内159目 第1報 甲府市発表)
 2020.08.21 第2報
【159目】
○概要
(1)年代:60代
(2)性別:女性
(3)居住地:甲府市
(4)生活圏:
(5)職業:自営業(飲食店経営、勤務地:甲府市)
(6)症状・経過
  無症状
  8月19日(水)県内142例目患者の濃厚接触者として帰国者・接触者外来を受診し、
           PCR検査を実施。検査結果が陽性であることが判明
  8月20日(木)県内の感染症指定医療機関に入院
(7)行動歴(発症前2週間以内の渡航歴:)
  外出時においてはマスクを着用していたが、
   飲食店内においては、原則としてマスクを着用していない
  8月 6日(木)142例目患者が159例目患者の経営する飲食店で会食、
           その際、159例目患者が勤務
  8月 8日(土)144例目患者が159例目患者の経営する飲食店で会食、
           その際、159例目患者及び162例目患者が勤務
  8月17日(月)知人と外出(マスク着用)
  8月18日(火)自宅で過ごす
(8)濃厚接触者
  濃厚接触者については、現時点ではなし
◇ 142例目患者の濃厚接触者
記者発表、その他
報道記録
◇ 2020.08.19 山梨県で9人感染 計158人に(08月19日 20時46分 NHK甲府放送局)
山梨県と甲府市は19日、いずれも県内在住のあわせて9人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
このうちの8人は、甲府市内のサービス付き高齢者向け住宅の入居者とスタッフで、この施設での感染者は18日に確認された5人とあわせて13人にのぼっています。
県内の感染確認は158人となりました。
甲府市によりますと、19日新たに感染が確認されたのは、甲府市山宮町のサービス付き高齢者向け住宅、「ふぁみりー」のいずれも70代の入居者2人とスタッフ6人の、男女あわせて8人です。
この施設では18日に70代から100歳台の男女あわせて5人の入居者の感染が確認されていて、甲府市がこの5人の濃厚接触者として、入居者やスタッフ、それに施設のデイサービスを利用した人などあわせて40人の検査を進めたところ、このうちの8人の感染が確認されたということです。
一方、11人については陰性だということです。
この施設での感染確認は13人にのぼり、このうち3人については酸素吸入を必要とする状態だということです。
甲府市によりますと、施設のスタッフの一部が食事の時間以外でもマスクを外していた時間があったということで、今後、県の専門家委員会の医師の派遣を要請し、残っている入居者が施設で生活を続けられるか判断するということです。
甲府市は「多くの患者が発生したことを重く受け止めないといけない。高齢者や障害者が暮らす施設に対してはいっそうの感染防護対策を呼びかけていきたい」と述べました。
19日県内で新たに感染が確認された人は県東部地域に住む30代の会社員の女性を含めて9人となり、今月に入っての県内での感染確認は61人で、月ごとでは最も多くなっています。
◇ 2020.08.19 計7人の新型コロナ感染確認(2020.08.19 19:36 YBS)
 甲府市は18日夜、男女合わせて6人の新型コロナウイルス感染を発表し、県も新たに1人の新規感染を発表した。このうち5人が生活する高齢者向け施設では感染者がさらに増える見通し。
 18日夜、感染が確認されたのは50代~100歳代の男女6人。また県も19日に県内在住の30代女性の新規感染を発表した。甲府市によると6人は18日にPCR検査や抗原検査で感染が分かった。関係者によると6人のうち5人は市内のサービス付き高齢者向け住宅の入居者で今後、感染者が10人を超える見通し。感染者集団=クラスターが発生した恐れがあるという。
 県内の月ごとの感染者は3月は6人、緊急事態宣言が出された4月は47人で、5月、6月は10人程で推移した。しかし先月中旬から感染ペースが早まり今月はきょう午後6時までに53人の感染が確認され、4月を上回った。
 専門家会議のメンバーで山梨大医学部の井上医師は無症状の感染者がウイルスを仲介しているとしすべての人が感染対策をするよう求めている。また、重症化しやすい高齢者の周囲は特に注意が必要としている
◇ 2020.08.19 (2020.08.19 22:30 UTY)
山梨県甲府市は19日、新たに男女8人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
8人は18日、感染者の集団=クラスターが判明したサービス付き高齢者向け住宅の入居者や職員で、この施設での感染者は計13人となりました。
新たに感染が確認されたのは甲府市山宮町のサービス付き高齢者向け住宅「ふぁみりー」に入居する70代の男女2人と、この施設で勤務する20代から70代の職員6人の計8人です。
この施設では18日、入居者5人の感染が判明していて、あわせて13人が感染したことになり県内最大のクラスターとなりました。
感染者13人のうち入居者4人と職員1人が軽症、70代から100歳代の入居者の男女3人は酸素吸入が必要な中等症で、残りの職員5人に症状はないということです。
市はこの施設のデイサービスの利用者など21人を濃厚接触者と特定しPCR検査を行うことにしています。
一方、市の保健所の聞き取りに対し施設側は、職員が食事以外の時間でもマスクをつけないで勤務する時もあったと話しているということです。
市は同じような高齢者施設や障害者施設など重症化リスクが高いとされる人が利用する施設に対し改めて文書で感染防止策の徹底を呼び掛けることにしています。
19日はこのほか、県東部地域に住む30代の女性と甲府市の60代の女性の感染も確認され、これで県内で感染が確認されたのは159例となりました。