◇ 2020.08.06
県内新たに4人のコロナ感染確認(08月06日 20時51分 NHK甲府放送局)
県は、20代から40代の男女あわせて3人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。
6日、甲府市では市内の病院に勤務する30代の女性の感染も確認されいて、県内の感染確認はこれで118人になりました。
県は会見を開き、都留市と上野原市を生活圏とする30代のパートの女性と、南アルプス市に住む40代の自営業の男性、それに県内在住の20代の接客業の男性のあわせて3人の感染が確認されたと発表しました。
このうち30代のパートの女性は先月31日に発熱があり、翌日に熱は下がったものの、けん怠感があったことからPCR検査を受け、6日、感染が確認されました。
また、40代の自営業の男性は、4日、37度8分の発熱があり、PCR検査を行った結果、6日、感染が確認され県内の医療機関に入院していますが、いまは症状はないということです。
また、20代の男性は、4日、感染が確認された20代の女性が勤務する甲府市中央1丁目のキャバクラ店「AMULET」の同僚で、濃厚接触者として、6日、PCR検査を行い感染が確認されたということです。
県は、この店を利用した人に保健所に相談するよう呼びかけていて、6日午後3時までに18件の相談が寄せられているということです。
一方、甲府市は夕方に会見を開き、市内在住で、市内の甲府共立病院に勤務する30代の女性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
女性は、今月2日から4日にかけて鼻声の症状があり、5日、味覚や嗅覚に異常を感じPCR検査を受け、6日、陽性が確認されました。
現在は県内の医療機関に入院し、症状は軽いということです。
女性は看護師とともに患者の介助などを担当していて、鼻声の症状が出たあと、4日と5日の2日間、勤務をしていたということです。
ただ、勤務中はマスクを着用し、患者との接触もあまりなく、甲府市は、今のところ病院のなかに濃厚接触者はいないとしていますが、念のため病院の職員や入院患者らおよそ70人にPCR検査を実施しているということです。
また、女性の同居人1人を濃厚接触者とし、現在PCR検査を行っているということです。
県内で感染が確認されたのはこれで118人になりました。