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新型コロナウイルス感染症患者の発生について（県内５３例目 第２報 甲府市発表）
2020.04.30 第３報
2020.05.01 第４報
2020.05.03 第５報
【５３例目】
○概要
（１）年代：２０代
（２）性別：女性
（３）居住地：甲府市
（４）生活圏：・・・
（５）職業：看護師（甲府共立病院）
（６）症状・経過
４月２５日 発熱 (37.7℃)
４月２６日 発熱なし、咳の症状あり
４月２７日 発熱なし、咽頭痛あり
４月２８日 咽頭痛があり、甲府共立病院を受診し、
ＰＣＲ検査の結果が陽性であること判明
４月２９日 県内の感染症医療機関に入院
（７）行動歴（発症前２週間以内の渡航歴：なし）
４月２３日 出勤（午前８時～午後６時）
４月２４日 休日で、自宅で過ごす
４月２５日 起床時に発熱の症状があったものの出勤前に解熱したため
出勤したが、発熱等の経過からすぐに帰宅し、静養
４月２６日 自宅で静養
４月２７日 正午過ぎに市役所へ来庁し、１０分程度の間市民課で手続き、
その後午後１時頃から３時頃まで山梨県総合交通センターで
運転免許の手続き（いずれも自家用車で移動）
４月２８日 午前８時から午前１０時３０分頃まで勤務、
その後、甲府共立病院を受診し、午後は休暇
（８）濃厚接触者
・濃厚接触者については、職場の同僚９人と知人１人の計１０名の陰性を確認
・接触の可能性あった方は、これまでの調査で１０５名
（職員等６３名、入院患者４２名）を特定し、１０５名全員の陰性を確認。
４月２９日検査実施分 ２５名（職員９名、入院患者１６名）
４月３０日検査実施分 ２４名（職員等７名、入院患者１７名）
５月０１日検査実施分 ４９名（職員４４名、入院患者５名）
５月０２日検査実施分 ６名（職員３名、入院患者３名）
５月０３日検査実施分 １名（入院患者１名）
・市役所内においては、患者の方、対応した職員ともマスクを着用し、
ビニールカテン越しに短時間の対応であったことから、
濃厚接触者は無し
・山梨県総合交通センターについては、管轄する保健所から
濃厚接触者は無いと判断をしているとの報告受けている
【第４報】
（８）濃厚接触者
・濃厚接触者については、職場の同僚９人と知人１人の計１０名の陰性を確認
・接触の可能性あった方は、これまでの調査で１０５名
（職員等６３名、入院患者４２名）を特定し、本日まで９８名の陰性を確認。
（中略）
・接触の可能性のあった方で検査を実施していない７名
（職員３名、入院患者４名）については、順次検査を行い、
結果につきましては、速やかに続報します。
【第３報】
（８）濃厚接触者
・濃厚接触者については、職場の同僚９人と知人１人の計１０名の陰性を確認
・接触の可能性のあった方約９０名のうち、４９名の陰性を確認。
４月２９日検査実施分 ２５名（職員９名、入院患者１６名）
４月３０日検査実施分 ２４名（職員等７名、入院患者１７名）
・接触の可能性のあった方等の調査を現在進めており、対象者数については、
今後、増える可能性があるとともに、順次行っている残りの方の検査の
結果につきましても、速やかに続報します。
・市役所内においては、患者の方、対応した職員ともマスクを着用し、
ビニールカテン越しに短時間の対応であったことから、
濃厚接触者は無し
・山梨県総合交通センターについては、管轄する保健所から
濃厚接触者は無いと判断をしているとの報告受けている
【第２報】
（８）濃厚接触者
・濃厚接触者については、職場の同僚９人と知人１人について、
ＰＣＲ検査を実施予定
・その他、病院内においては、当該（５３例目）患者の勤務するフロアの
入院患者及び病院 職員についてＰＣＲ検査を実施する予定
・市役所内においては、患者の方、対応した職員ともマスクを着用し、
ビニールカーテン越しに短時間の対応であったことから、
濃厚接触者は無し
・山梨県総合交通センターについては、管轄する保健所から
濃厚接触者は無いと判断をしているとの報告を受けている
報道記録
◇2020.04.29
看護師感染確認 約１００人検査（04月29日 20時45分 ＮＨＫ甲府放送局）
甲府市などは、２８日、新型コロナウイルスの感染が確認された２０代の女性が市内の甲府共立病院の看護師で、発熱などの発症後も勤務していたことを明らかにしました。
甲府市保健所が、濃厚接触者と判断された看護職員９人を含む同僚職員や入院患者などおよそ１００人についてＰＣＲ検査を行っていて、感染が広がっていないか確認を進めています。
甲府市などによりますと、２８日、県内５３人目の感染者として確認されたのは、甲府市に住む２０代の女性で甲府共立病院の看護師です。
現在、症状は軽いということです。
市と病院などによりますと、看護師は今月２５日に自宅での検温で一度、３７度７分の熱がありましたが、出勤前には３７度以下に下がったため出勤しました。
しかし、出勤直後の病院での検温で３７度４分だっため帰宅したということです。
看護師は、病院から３日間自宅で静養するよう指導されましたが、２日後の２７日には、自家用車で正午すぎに甲府市役所を訪れていたほか、午後１時ごろから３時ごろまで南アルプス市の山梨県総合交通センターを訪れていたということです。
そして、２８日には熱が３７度以下だったため出勤し、病院での検温でも３７度以下だったため午前８時から２時間半ほど勤務しましたが、軽いのどの痛みがあったためＰＣＲ検査をしたところ陽性が確認されたということです。
看護師の濃厚接触者は、同僚の看護職員９人と知人１人の合わせて１０人いるほか、接触した可能性のある人は看護師が勤務するフロアの入院患者と病院職員、合わせておよそ９０人いるということです。
保健所は、この合わせておよそ１００人についてＰＣＲ検査を始めていて、感染が広がっていないか確認することにしています。
また、甲府共立病院は透析治療などを除いて外来の診療や救急外来の受け入れ、新たな入院患者の受け入れを当面、中止するとともに、隣接する甲府共立診療所も外来の診療受け付けを中止することを明らかにしました。
甲府共立病院は「地域の皆さまや関係医療機関などにご迷惑をおかけし、おわびいたします」と話しています。
◇ 2020.04.29
５３例目感染女性は甲府共立病院看護師（2020.04.29 17:50 ＹＢＳ）
新型コロナウイルスへの感染が２８日夜、確認された甲府市の２０代女性が甲府共立病院の看護師であることがわかった。病院は当面のあいだ外来診療などを休止するほか、患者など９０人程度のＰＣＲ検査を行うことにしている。
甲府市によると、女性看護師は２５日に発熱し、２８日ＰＣＲ検査の結果、感染がわかった。２８日午前中に、２時間程度病院に勤務していたほか、２７日には甲府市役所や県総合交通センターを訪れていたという。甲府共立病院の同僚９人と知人１人の１０人が濃厚接触者となっていて、今後ＰＣＲ検査を行う。さらに、女性が勤務するフロアで仕事をしていた職員と入院患者およそ９０人についても順次ＰＣＲ検査を実施する方針。一方、甲府共立病院は、看護師の感染を受け、新規入院患者の受け入れと外来診療を当面の間、休止するとしている。
病院では、これまで新型コロナウイルスの感染者を受け入れたことはないとしていて、現時点で感染経路は分かっていない。また、女性看護師が訪れた市役所と県総合交通センターは、既に消毒作業をしていて、３０日から通常通り業務を行うことにしている。
◇ 2020.04.29
新型コロナ 山梨県内５３人目 甲府共立病院の２０代女性看護師が感染（2020.04.29 21:25 ＵＴＹ）
４月２８日、新型コロナウイルスへの感染が確認された甲府市の２０代の女性について市は甲府共立病院に勤務する看護師と明らかにしました。
今後、職場の同僚や入院患者、約１００人についてＰＣＲ検査を行うことにしています。
女性は４月２３日の日中、病院で勤務した後２日後の２５日に３７度７分の発熱の症状が現れました。
その後、解熱したため２８日午前８時から午前１０時半まで病院で勤務しましたがのどの痛みがありＰＣＲ検査をした結果新型コロナウイルスの陽性が確認されました。
女性の症状は軽いということです。
このほか女性は２７日に甲府市役所の市民課の窓口を訪れました。
正午過ぎに１０分程度だということで、さらに午後１時ごろから３時ごろまで南アルプス市の県総合交通センターで運転免許の手続きを行いました。
女性も職員もマスクを着用していたため甲府市は市役所と総合交通センターでの濃厚接触者はいないとしていずれの施設もすでに消毒済みだということです。
市は濃厚接触者と特定した同僚の看護職員９人と知人１人のほか、女性が勤務するフロアの入院患者と病院職員あわせて約１００人について順次、ＰＣＲ検査を行うことにしています。