やまなしグリーン・ゾーン施策

やまなしグリーン・ゾーン認証、山梨県政の施策

「やまなしグリーン・ゾーン」認証の宿泊割 年末まで延長(NHK甲府放送局 2021年05月24日 07時19分)
県は、新型コロナウイルスの感染拡大で深刻な影響を受けている宿泊事業者などを支援しようと「やまなしグリーン・ゾーン認証」を受けた施設の宿泊料金を県民限定で割り引く事業の期間をことしいっぱいまで延長することになりました。
県は、「やまなしグリーン・ゾーン認証」を受けた宿泊施設の宿泊料金を県民限定で割り引く事業を行っていて、期限を今月末までとしていました。
ただ、主に首都圏などでの新型コロナウイルスの感染拡大で県内の宿泊施設に宿泊する人は依然として少ない状況で、事業者にとって深刻な影響が続いていると見られるということです。
こうした状況を受け、県は、国からの補助金を受けて行っているこの事業をことしいっぱいまで延長することになりました。
対象は、「やまなしグリーン・ゾーン認証」を受け事業に登録した宿泊施設に12月31日までに宿泊した分で、1人あたり最大で1泊5000円を割り引くとしています。
また、1人1泊あたり2000円分の「地域限定クーポン券」も付与されます。
予約や販売の期間は8月31日までで、直接施設に予約するか、大手旅行会社のサイトからも予約できます。
この事業に登録している宿泊施設は今月17日時点で587に上ります。
県観光文化政策課は「県内の旅行で県民にストレスを発散してもらうとともに、宿泊施設への支援を継続したい。医療体制がひっ迫した場合は事業の停止も検討していく」としています。
「やまなしグリーン・ゾーン」変異株対応の追加設備に助成開始(NHK甲府放送局 2021年05月24日 11時17分)
県は感染力の強い変異した新型コロナウイルスに対応するための新しい「やまなしグリーン・ゾーン認証」基準に対応するため、追加の機器を購入した認証施設に対し、経費を助成するための事務局を開設し、申請の受け付けを始めました。
県が適切な感染症対策を行っている施設を認証する「やまなしグリーン・ゾーン認証」を受けている飲食店で先月、変異したウイルスによるクラスターが発生したことから、県は新たな認証基準を公表し、一定以上の高さのパーティションの設置や店内の二酸化炭素の濃度を測定する機器の設置などが義務づけられました。
これに伴い、県は24日からこうした機器を購入した認証施設に対して経費を助成する制度を始め、甲府市内に事務局を設置し申請や問い合わせを受け付けています。
助成の対象は、新たな機器を先月30日以降に購入し7月末までに設置する飲食店などで、1施設につき上限を30万円とする経費の全額助成か、上限を60万円とする経費の4分の3の助成かのいずれかを選択できます。
申請には機器の設置がわかる写真や領収書などが必要で、24日から9月末までオンラインやメール、郵送で申請できます。
事務局の小林宏至次長は「より強い対策でさらなる感染拡大を防ぎたい。できるだけ多くの施設で対策をとってほしいので遠慮なく問い合わせてもらい支援を進めたい」と話していました。
「山梨県機器購入等支援事業事務局」の電話番号は
055・237・6600で
平日の午前10時から午後5時まで問い合わせを受け付けています。