ワクチン職域接種が山梨県内大学でも

山梨県内大学でのワクチン職域接種

◇ 2021.06.08 ワクチン職域接種 山梨大学 国に申請へ(NHK甲府放送局 06月08日 17時52分)
新型コロナウイルスのワクチン接種の加速化に向けて、政府が大学や職場でも始める方針を示すなか、県内では山梨大学が、学生や教職員などおよそ7000人を対象にワクチンの職域接種を行うための申請を国に行うことになりました。

政府は、ワクチン接種についてこれまでの高齢者などが中心となっている自治体の接種に加え、今月21日からは、職場や大学など職域単位での接種を始めることにしています。
これを受け、山梨大学は学生や教職員、それに教職員の家族などおよそ7000人を対象に、接種を行うための申請を国に行うことになりました。
ワクチンが順調に届けば、早ければ今月21日以降接種を開始するとしていて、医学部キャンパスの体育館と甲府キャンパスの大学会館で、医学部の医師や看護師などが接種にあたる予定だとしています。

県内では、山梨大学(7000人)のほかにも
 都留文科大学が学生や教職員などあわせておよそ4000人、
 山梨学院大学がおよそ7000人、
 山梨英和大学がおよそ900人、
 健康科学大学が富士河口湖町の富士山キャンパスのおよそ600人
を対象に大学での接種を実施する方向で検討しているということです。

医学部や看護学部のない大学では、医療従事者の確保が課題になりますが、山梨大学では、要請があればほかの大学にも医療従事者を派遣することを検討しているということです。
◇ 2021.06.08 新型コロナワクチン職場接種 山梨大学と県立大学が協力して早ければ21日から開始(UTY 2021.06.08 20:02)
山梨県内では、山梨大学と山梨県立大学が協力して、早ければ21日から新型コロナワクチンの職場接種を行うことにしています。
政府は、6月8日から新型コロナワクチンの職場接種の申請の受付を開始しました。
職場接種は、6月21日からの開始を目指していて、国がワクチンや保存する冷凍庫などを配送し、参加する企業や大学には、接種を行う医療従事者や会場の確保を求めています。
この職場接種について県内では、医学部がある山梨大学と看護学部がある県立大学が協力して行うことにしています。
対象となるのは、2つの大学の学生と教職員、それに教職員の家族で、1万人規模になるとみられています。
また会場は、大学の体育館などを想定していて、山梨大学医学部附属病院の医師や看護師が打ち手となり、県立大学看護学部の教員などが、会場の運営を行う計画だということです。 大学は、早ければ21日から接種を始めたいとしています。
◇ 2021.06.07 ワクチン接種 山梨大が職域接種の申請準備(YBS 2021.06.07 19:16)
企業や大学で新型コロナウイルスのワクチン接種を行う職域接種について、山梨大学が実施する方針であることが7日、分かった。対象者は学生や教職員らで、希望があれば県内のほかの大学の接種にも協力する考えだ。
新型コロナウイルスワクチンについて、政府は今月21日から1000人以上規模の企業や大学などで職域接種を可能とする方針を示している。8日から申請の受け付けを開始すると発表した。
対象は学生約4200人や教職員とその家族だ。接種は医学部の医師や看護師が担当し、会場には体育館や学生会館の使用を想定している。要請があれば、医学部のない県内のほかの大学の接種にも協力するほか、地域住民にも接種の幅を広げることも検討している。
また、山梨学院大学も職域接種に前向きな姿勢で、学生や付属の幼稚園、学校の教職員を対象に検討を進めている。
県内企業では産業用ロボット製造のファナックが前向きに検討していて、接種会場や医師の確保を進めている。
一方、県によると、今月5日までに1回目のワクチン接種を終えた高齢者は先月31日と比べて1万人近く増え5万5856人だった。2回目の接種が完了した高齢者は1万95人で全体の4%となっている。
このほか、県はワクチン接種で副反応が出て休業した際の助成制度について、きょうから申請の受け付けを始めた。申請はオンラインまたは郵送で来年3月31日まで受け付ける。