小菅村と丹波山村のワクチン接種情報

小菅村と丹波山村のワクチン接種

◇ 2021.05.27 山梨県小菅村、20歳以上のワクチン接種6月24日完了へ(日本経済新聞 2021年5月27日 19:14 [有料会員限定])
山梨県小菅村は27日、新型コロナウイルスのワクチン接種を希望する20歳以上の村民の接種が6月24日に完了する見通しとなったと明らかにした。65歳以上の高齢者に続いて64歳以下の接種も始めている。16~19歳は東京や神奈川に在住している学生らが多く、夏休み期間の7月に接種する方向で調整中という。
小菅村は人口694人(5月1日現在)で、65歳以上が316人。このうち接種希望者は290人。20~64歳は296人のうち232人が希望しており、5月17日から6月3日の日程で計522人の1回目の接種を進めている。期間の前半は65歳以上を優先し、徐々に年齢層を下げ、現在は30歳代の接種を始めている。2回目は6月7~24日に接種する。
小菅村には5月1日にファイザー社のワクチン1箱が届いた。1瓶で5回分打てる注射器が一緒に届いたため、村独自に6回分打てる注射器を調達し、1170回分のワクチンを確保した。
確保したワクチンで希望者2回分に足りていることから、65歳以上の2回目の接種を待たずに20~64歳についても並行して接種することにしたという。
また、ワクチンは585人分のため、16~19歳の12人が接種しても余ることから、村では小菅村に勤務する村外の人を対象に接種する方向で検討を進めている。東京都青梅市や山梨県大月市などから小菅村の職場に来ている人がいるという。
同村は「接種を希望していなかった住民が希望に転じるケースも想定されるため、村内で不足しないよう慎重に検討する」という。
◇ 2021.05.27 山梨県丹波山村、ワクチン接種7月8日完了へ 希望者全員(日本経済新聞 2021年5月27日 19:15 [有料会員限定])
山梨県丹波山村は27日、新型コロナウイルスのワクチン接種を希望する全村民の接種が7月8日に完了する見通しとなったと明らかにした。64歳以下についても6月14日から接種を始める計画で、16歳以上の希望者全員の接種が終わる。
丹波山村は人口が536人(5月1日現在)で、65歳以上が260人。このうち接種希望者は210人だった。65歳以上の接種は5月17~20日の日程で実施し、体調不良でキャンセルとなった3人を除く207人が1回目の接種を終えた。2回目は6月7~10日の4日間で接種する。
一方、64歳以下は243人のうち182人が希望している。6月14~17日に1回目の接種を実施し2回目は7月5日から始め、同月8日に終了する。
キャンセルとなった3人は64歳以下の日程とするか別日程とするかで調整中という。
丹波山村には5月1日にファイザー社のワクチンが1箱(975回分)が届いた。全希望者392人の2回分(784回)に足りており、余った分のワクチンは丹波山村に勤務している村外の人などから接種者のリストをつくる方向という。
同村では「予約忘れがないかなど確認をしており、予約はギリギリまで受け付けている。希望者が増える可能性もあるが、住民のワクチン接種は順調に進められそうだ」と話している。