山梨県民のワクチン接種が始まる

県民のワクチン接種は甲府市・甲斐市・南アルプス市から

新型コロナウイルス感染に対処するワクチン接種は、全国100箇所の医療施設従事者の先行接種から始まりました。山梨県では甲府市の 地域医療機能推進機構 山梨病院 が選定され、2021年3月12日からは2回目の接種が始まったと報じられました・・・(NHK甲府放送・ワクチン2回目の先行接種始まる
2021年4月12日からは一般国民へのワクチン接種が始まる計画です。
◇ 2021.03.12 集団接種開始は甲府・甲斐・南ア(NHK甲府放送局 2021年03月12日 20時12分)
 高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種で、県は、来月(4月)12日の週から始まるワクチン接種のモデルとなる市町村を、甲府市と甲斐市、それに南アルプス市にすると発表しました。
 自治体が行う高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種について、県は、県内に届けられるワクチンの量が限られていることから、集団感染が起きるリスクが高い高齢者施設の入所者などへの訪問接種と、モデルとなる市町村での集団接種で、先行して始める方針を明らかにしていました。
県は12日、このモデルとなる市町村について甲府市、甲斐市、それに南アルプス市の3つの市とすることを発表しました。
県によりますと、1人2回の接種で、1瓶あたり5回接種できると換算すると、甲府市におよそ500人分、甲斐市と南アルプス市にそれぞれおよそ1000人分のあわせて2500人分のワクチンを配分するとしています。
 高齢者への接種は、来月(4月)12日の週から甲府市と甲斐市の集団接種会場で始まり、19日の週からは南アルプス市の集団接種会場と県内の介護老人保健施設や特別養護老人ホームなどの入所者およそ8000人のうち希望者を対象に訪問接種を行う計画です。
 県によりますと、(4月)26日の週からは、すべての市町村に行き渡る量が届けられる予定だということで、3つの市以外の自治体での高齢者への集団接種は、5月以降になる見通しです。
ワクチン2回目の先行接種始まる(NHK甲府放送局 2021年03月12日 17時17分)
県内で最も早く先月から新型コロナウイルスのワクチンの医療従事者むけの先行接種が行われている甲府市の病院で12日から2回目の接種が始まりました。
新型コロナウイルスのワクチンの先行接種は、副反応などについて国の調査に協力する目的で全国100か所の病院で医療従事者を対象に行われ、県内では甲府市の山梨病院で先月19日から今月4日にかけて接種に同意した医師や看護師など204人に1回目の接種が行われました。
今回接種したファイザーのワクチンは原則、3週間の間隔を空けて2回接種することになっていて、山梨病院では12日午後から2回目の接種が始まりました。
12日は24人が対象で、体温などを記入した予診票を医師に見てもらい体調に問題がないか確認したあと、順番に注射器でワクチンの接種を受けていました。
そして副反応がないかを確認するため15分から30分程度、部屋の外で待機していました。
24人の接種は1時間足らずで終わり、午後5時の時点で目立った副反応は確認されていないということです。
2回目の接種を受けた山梨病院の野方尚病院長は「注射したのかと思うほど痛く感じませんでした。このまま何事もなく全員の接種が終わってほしいです。私たちの先行接種が皆さんの安心につながればと思います」と話していました。
◇ 2021.03.12 高齢者接種 モデル会場に甲府など3市( 2021.03.12 18:47 YBS)
来月から始まる新型コロナワクチンの高齢者接種について、県が甲府など3つの市を「モデル会場市町村」に決めたことが分かった。また、県内では12日、医療従事者を対象にした2回目の接種が始まった。
高齢者接種について県は、ワクチンの供給量が限られることから高齢者施設の入所者とモデル自治体の高齢者合わせて約1万1000人を優先的に接種する方針だ。また、モデル会場市町村を甲府と甲斐、南アルプスの3市に決めた。
配分するワクチンは甲府市が500人分、甲斐市と南アルプス市がそれぞれ1000人分だ。3市では実施した集団接種の課題を他の自治体と共有し、円滑な接種につなげるという。県は早ければ来月12日の週に3市での接種を始める方針だ。
◇ 2021.03.12 ワクチン モデル市町村に甲府市など3市 高齢者接種の開始まで1か月(2021.03.12 19:54 UTY)
高齢者へのワクチン接種がはじまるまであと1か月。
接種が優先されるモデル市町村に、山梨県内では甲府市など3つの市が選ばれました。
準備が進む一方で、課題も明らかになってきています。
3月2日に設置された甲府市のワクチンコールセンターです。
稼働から10日がたち、これまで約60件の問い合わせが寄せられました。
接種の日時や会場に関することがほとんだといいますが、市にワクチンが届く時期や数がわからないため具体的な案内ができないことが悩みの種となっています。
これに対して県は、4月12日からの接種で優先される集団接種のモデルとなる市町村に甲府市と甲斐市、南アルプス市を選定したと発表しました。
甲府市では、すでに集団接種の会場の仮押さえや、医師の確保の調整もほぼ済ませているということです。なお供給されるワクチンは甲府市が約500人分、甲斐市と南アルプス市は、それぞれ1000人分となっています。
接種まであと1か月ワクチンの供給の一部が明らかになったことで、市町村の準備が一歩進んだことになります。
NHK甲府放送局記事・・・ 県内で最も早く先月から新型コロナウイルスのワクチンの医療従事者むけの先行接種が行われている甲府市の病院で12日から2回目の接種が始まりました。 新型コロナウイルスのワクチンの先行接種は、副反応などについて国の調査に協力する目的で全国100か所の病院で医療従事者を対象に行われ、県内では甲府市の山梨病院で先月19日から今月4日にかけて接種に同意した医師や看護師など204人に1回目の接種が行われました。 今回接種したファイザーのワクチンは原則、3週間の間隔を空けて2回接種することになっていて、山梨病院では12日午後から2回目の接種が始まりました。 12日は24人が対象で、体温などを記入した予診票を医師に見てもらい体調に問題がないか確認したあと、順番に注射器でワクチンの接種を受けていました。 そして副反応がないかを確認するため15分から30分程度、部屋の外で待機していました。 24人の接種は1時間足らずで終わり、午後5時の時点で目立った副反応は確認されていないということです。 2回目の接種を受けた山梨病院の野方尚病院長は「注射したのかと思うほど痛く感じませんでした。このまま何事もなく全員の接種が終わってほしいです。私たちの先行接種が皆さんの安心につながればと思います」と話していました。