コロナワクチン接種後に死亡

コロナワクチン接種後に死亡(日本国内で1例目)

厚生労働省発表
◇ 令和3年3月02日 新型コロナワクチンの接種後の死亡事例の報告について(1例目)
 新型コロナワクチンの接種後の副反応疑い報告において、死亡事例が報告されたため、情報提供します。
 【中略】
 医療機関からの副反応疑いの報告の概要は以下のとおりです。
(1) 事例
  ・60歳代の女性。基礎疾患及びアレルギー歴:無
  ・接種日:2月26日(金)、発生日:3月1日(月)
  ・報告日:3月2日(火)
  ・死因:報告者によると、くも膜下出血と推定されると報告されています。
(2) 接種されたワクチンについて
  ファイザー株式会社「コミナティ筋注」 ロット番号:EP2163
(3) ワクチン接種との因果関係(報告者の評価)
  報告者は、現時点では評価不能と報告しています。
【以下 (4) 専門家の意見 引用は略します】
 ○森尾友宏 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会長
死因として疑われているくも膜下出血は、40~60歳台の方に比較的起こりやすい疾患とされており、今のところ海外における接種事例でも、くも膜下出血と新型コロナワクチンに関連があるとはされていないようである。偶発的な事例かもしれないが、この症例についても更に情報を収集し、今後の審議会で評価していく必要がある。
 ○岡明 薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会長
くも膜下出血と考えられるということであるが、そうであれば一般には以前からあった動脈瘤などの破裂が原因となることが多く、こうした年代の方々に生じうる疾患と考えられる。ワクチンとの関連については、海外での治験や接種後の報告でも、新型コロナワクチン接種後にくも膜下出血が増加するとの知見は報告されていない様である。事例に関する情報等を更に収集した上で、今後の審議会で検討することになる。
ワクチン接種による副反応の事例
◇ 2021.02.20 ワクチン接種後、副反応疑い2例 初報告、じんましんと悪寒(共同通信)
 厚生労働省は20日、新型コロナウイルスのワクチン接種後に、副反応の疑いがある報告が2例あったと発表した。内訳はじんましん1件、悪寒1件。副反応疑いの報告は初めて。じんましんの1件は、首相官邸がワクチン専用ツイッター(※)で発表した富山労災病院(富山県魚津市)で19日に接種した際の事例と同一とみられる。
 厚労省の審議会で、因果関係等を科学的に評価するとしている。
 富山労災病院によると、接種後にじんましんが発生したが、すぐに消えたという。症状が出た人の職業や年齢は答えられないとしている。厚労省は事例があった都道府県を明らかにしていない。
【※ 編注・首相官邸(新型コロナワクチン情報)Twitter・・・午後0:00 · 2021年2月20日 昨日、富山労災病院において新型コロナワクチンの接種が開始され、副反応の疑いのあるじんましんの発生について一報がありました。】
ワクチン接種による副反応からの死亡について国会審議
◇ 2021.02.19 接種後死亡の場合は4420万円 コロナワクチン、国が補償(共同通信)
 田村憲久厚生労働相は19日の衆院予算委で、新型コロナのワクチン接種後に副反応などで死亡した場合、国の健康被害救済制度によって一時金として遺族に4420万円が支払われると説明した。立憲民主党の末松義規議員の質問に答えた。
 ワクチン接種は、まん延を防ぐため緊急に行う予防接種法の「臨時接種」として実施。この仕組みでは接種後の健康被害への補償が最も手厚くなる。
 死亡時の一時金は、医療機関の過失の有無にかかわらず支払われる。葬祭料として20万9千円も給付される。
 最も重く、日常生活全般で介護が必要になる1級の障害が生じた場合、年額で505万6800円を支給する。

◇ 衆議院・第204回国会(常会)における予算委員会
共同通信が報じた2021年2月19日予算委の会議録確認ですが、 第204回国会2月19日予算委員会ニュース (PDF 235KB) 会議録は、現在作成中です。
この衆議院ページ(PDFファイル)から「末松義規君(立民)」の質問項目に、「オ 副反応が出た場合の補償」 がありますから会議録が公開されれば田村憲久厚生労働大臣の答弁内容が確認できるでしょう。
◇ 2021.03.03 新型コロナワクチン接種後に60代女性死亡 因果関係は「評価不能」と報告(TBS NEWS 3日 2時33分)
 厚生労働省は、新型コロナワクチンを接種した60代の女性が死亡したと発表しました。死因はくも膜下出血とみられ、厚労省には「現時点でワクチンとの因果関係は評価できない」と報告されているということです。
 厚生労働省によりますと、新型コロナワクチンの接種後に亡くなったのは医療従事者の60代の女性で、先月26日に接種し、3日後の1日、死亡しました。女性に基礎疾患やアレルギーはなく、死因はくも膜下出血とみられていますが、厚労省には現時点でワクチンとの因果関係は評価できないと報告されているということです。
 また厚労省の専門家部会の委員によりますと、くも膜下出血は現時点で「海外の接種事例でも新型コロナワクチンとの関連があるとはされていないようだ」ということです。
 ワクチン接種後の死亡事例が報告されたのは今回が初めてで、厚労省は今後、専門家部会で詳しく検証するとしています。
 新型コロナワクチンを接種した60代の女性が死亡したことについて、ワクチンの製造元であるアメリカのファイザー社は声明で、「死亡について把握しており、当局とともに調査している」「このような全ての事例を注意深く監視し、関連情報を収集して、世界の規制当局と共有している」としたうえで、「ワクチンとは無関係の死亡を含む、重篤な有害事象は、残念ながら一般集団と同様の割合で発生する可能性がある」としています。
◇ 2021.03.03 ワクチン接種の60代女性死亡 因果関係は不明(2021/03/03 06:26 テレ朝日news)
 厚生労働省が新型コロナウイルスのワクチンの先行接種を受けた60代の医療従事者の女性が1日、死亡したと発表しました。ワクチンとの因果関係は分かっていません。
 厚労省によりますと、死亡した60代の女性は、先月26日に一部の医療従事者を対象とした先行接種を受けました。
 接種直後に副反応とみられる症状はなく、死因はくも膜下出血と推定されています。
 女性に基礎疾患やアレルギーはなかったということです。
 厚労省の専門部会の森尾友宏部会長は、「海外でも、くも膜下出血とワクチンに関連があるとはされていないようで偶発的な事例かもしれないが、情報を集め評価する必要がある」としています。
 厚労省は今後専門家らの審議会を開き、接種との因果関係やワクチンの安全性を評価するということです。
◇ 2021.03.02 ワクチン接種の60代女性死亡 3日後、くも膜下出血か(2021/3/2 21:57 共同通信)
 厚生労働省は2日、米製薬大手ファイザー製の新型コロナワクチンを接種した60代女性が、接種から3日後に死亡したと発表した。女性に基礎疾患はなく、死因はくも膜下出血とみられる。現時点で接種との因果関係は評価できず、今後検討するとしている。コロナワクチン接種開始後の死亡例の報告は国内で初めて。
 厚労省のワクチン分科会副反応検討部会の森尾友宏部会長は「海外の接種事例でも、くも膜下出血と新型コロナワクチンに関連があるとはされていないようだ」とする見解を発表。偶然の可能性もあるが、さらに情報を収集するとしている。
◇ 2021.03.02 因果関係わからず…ワクチン接種後に60代女性死亡(2021/03/02 23:30 テレ朝日news)
厚生労働省は、新型コロナウイルスのワクチンの先行接種を受けた60代の女性が、1日、死亡したと発表しました。ワクチンとの因果関係はわかっていません。死亡した60代の女性は、先月26日に、一部の医療従事者を対象としたワクチンの先行接種を受けました。女性の死因は、くも膜下出血と推定されています。ワクチンを接種した直後に、副反応とみられる症状はありませんでした。また、過去に基礎疾患やアレルギーはなかったといいます。厚労省の専門家部会の森尾部会長は、「いまのところ海外における接種事例でも、くも膜下出血とワクチンに関連があるとはされていないようだ」との見解を発表しています。
厚労省は、副反応の疑いがある事例を『副反応疑い報告制度』として広く集めています。制度の透明性を確保するためにも、当面、接種後の死亡事例はすべて公表される形になっています。そのなかには、ワクチン接種と“因果関係があるかわからない事例”や、“直ちに判断できない事例」も含まれます。今回の死亡事例について、厚労省は、今後、専門家の審議会などで検討を速やかに行い、接種との因果関係や、安全性を評価するといいます。
ワクチン接種した60代女性死亡 因果関係は不明(YouTube テレ朝日news)
(YouTube ページなので読者コメントが多数あります。)