李文亮医師の1周忌 2月7日

李文亮医師の1周忌 2021年2月7日 「健全な社会に必要なのは様々な声」

◇ 2021.02.07 中国 李文亮医師死去1年 功績伝える報道ほとんど見られず(2021年2月7日 17時07分 NHK)
『李氏は亡くなる前「健全な社会は1つの声だけであってはならない」と訴え・・・』とNHK記事にあります。
◇ 2020.02.07 新型肺炎を武漢で真っ先に告発した医師の悲運 12月に警告も、当局から処罰され本人も感染(2020/02/07 東洋経済)
以下は東洋経済記事からの引用です・・・
新型肺炎の感染が拡大した2019年末、武漢では現地の医師による注意喚起が早くから行われていた。だが当局は“デマを流布したもの”に対する処罰を発表、医師も含む8名に処分を下している。中国の独立系メディア「財新」の取材班は、内部告発者として注目を集めた李文亮医師へのインタビューを敢行している。
【2020年2月7日8時00分追記】 李医師は治療を続けていましたが、2月7日未明に亡くなったため、記事末尾に経緯を追加しました。

『李医師:最高法院の記事を見た時は、かなりホッとしました。その後は病院から受ける処分についてあまり心配しなくなりました。健全な社会に必要なのは様々な声です。公権力を利用して過度に干渉されるのには同意できません。
(編注・インタビューに書かれていた発言がNHK報道と一致するので下線を設定しました)
◇ 2020.03.05 「医師の死で変わった風向き」(2020年03月05日 時事通信 【地球コラム】国賓延期、「苦悩」共有した習・安倍両氏~「そんな場合か」に危機感~ この 3/4 ページです、部分引用・・・)
李は、武漢市政府が最初に「原因不明の肺炎」を公表した前日の昨年12月30日、中国版LINE「微信」のグループチャットで、感染状況の深刻化を発信。医師仲間に注意を促すためだった。
しかし衛生当局は翌31日未明、デマを流したとして李に「自己批判文」を書かせ、さらに李は1月3日、公安局派出所で「訓戒書」に署名させられる処罰を受けた。しかしその後も医療現場に立ち続けた李は、新型コロナウイルスに院内感染し、2月7日未明に亡くなった。
李文亮は、中国メディア「財新」の取材を受け、「健全な社会であるなら『一つの声』だけであってはならない」と言い残した。さらに自身の中国版ツイッター「微博」で、実名で感染の事実を明かした・・・(長くなるので以下略します)
李文亮_ Wikipedia 死の前に、「健全な社会はただ一つの主張のみに依拠してはならない」と発言(中国語原文:健康的社會不該只有一種聲)
◇ 2021.02.07 新型コロナ 中国・武漢訪問のWHO調査チーム 10日に帰国へ(2021年2月7日 17時10分 NHK)
WHOからの視察報告発信を確認したいと思います。
冒頭にリンクしたNHK記事から李文亮医師のことを知り、いつものようにネット情報を確認した備忘録です。