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中国アリババ寄付の医療用マスク、山梨に到着 製造元の韓国で批判も(2020.3.12 16:30 産経新聞)
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中国のインターネット通販最大手アリババグループが日本に寄付した
医療用マスク100万枚のうち1万3千枚が山梨県に届いた。県は県医師会などを通じて医療機関に配布する。
日本の何処に届いたのか気になっていましたが、ネット検索して分かりました。
◇ 日本医療国際化機構がマスク配布の実務を担当 日本医師会に高機能マスクをお届け(時事通信 2020/03/11-16:25)、この記事は報道記事では無く PR TIMES というカテゴリーでした。
◇ アリババ創業者の馬雲氏、マスク100万を日本に寄付 (2020年3月3日 16時16分 新華社通信-livedoor NEWS)によると、『一般社団法人医療国際化推進機構(IMSA) の二階俊博名誉理事長を通じて、物資を必要とする部門へ送られる。』との事でした。
全国47都道府県の人口比で考えていたので 90万県民として1億国民の 0.9% になる山梨県に1.3% は多めだなと思っていたのですが、時事ドットコムの記事も読んで理解できました。
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中国アリババ寄付の医療用マスク、山梨に到着 製造元の韓国で批判も(2020.3.12 16:30 産経新聞)
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中国のインターネット通販最大手アリババグループが日本に寄付した医療用マスク100万枚のうち1万3千枚が山梨県に届いた。県は県医師会などを通じて医療機関に配布する。
マスクは韓国政府の認証を受けたKF94と呼ばれる種類で、米労働安全衛生局のN95規格に近い防御性能があるとされる。ハングルで「ピュアドーム保健用マスク」と書かれていることから韓国製とみられる。
(山梨)県医師会には県から5400枚が配分された。新型コロナ感染症対策部会長の宮沢敏彦理事は「市中感染が拡大して一般の医院がPCR検査の検体を採取することになれば、N95級のマスクが大量に必要になる。ありがたい」と話した。
一方、聯合ニュースは11日、アリババから日本へのマスク寄付について「韓国でも品薄状態が続いている中、韓国製とみられるマスクが中国を経由して日本に提供されたのは不適切との指摘がある」と報じた。
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アリババ創業者の馬雲氏、マスク100万を日本に寄付(2020年3月3日 16時16分 新華社通信 ~ livedoor NEWS)
【新華社杭州3月3日】中国電子商取引(EC)大手アリババグループの創業者、馬雲(ジャック・マー)氏が設立した「馬雲公益基金会」と同グループの「アリババ公益基金会」は2日午後、中国のSNS、微博(ウェイボー、Weibo)を通じて、マスク100万枚を日本に寄付すると発表した。
両基金会は「微博」で「出発!マスク100万枚が今日、日本に向かう。必要とする人の助けになることを望む。アリババの気持ちだけでなく、大勢の中国人の気持ちだ。日本の状況が好転するように!中国の状況が好転するように!」とメッセージを投稿した。
マスクは両基金会が多方面から緊急に調達した。日本到着後は一般社団法人医療国際化推進機構(IMSA)の二階俊博名誉理事長を通じて、物資を必要とする部門へ送られる。
1日夜に浙江省嘉興市を出発した物資は、既にアリババの物流子会社「菜鳥網絡(CAINIAO)」の上海倉庫に到着しており、3日未明にも日本に向け空輸される。
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日本医療国際化機構がマスク配布の実務を担当 日本医師会に高機能マスクをお届け(時事ドットコムニュース PR TIMES)
一般社団法人日本医療国際化機構(本部:東京都千代田区、理事長:蒋 暁松、以下 当機構)は、中国電子商取引大手のアリババグループの創業者、馬雲(以下 ジャック・マー)氏によって寄贈されたマスク100万枚の一部を、 2020年3月9日(月)、日本医師会(本部:東京都文京区、会長:横倉 義武様)に届けました
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、日本国内ではマスクの品薄状態が深刻化しています。とりわけ一部の医療機関においては、患者増加や感染症対策強化に伴い、調達に苦慮するケースも多いようです。日本政府は、感染症指定医療機関への医療用マスクの優先供給を行うなど、医療現場に十分なマスクが届くよう尽力していますが、解消にはまだまだ時間がかかると予測されています。このような背景の中、アリババグループの創業者、ジャック・マー氏は、2020年3月2日(月)、医療機関向けを想定した100万枚の高機能マスクを日本に寄贈することを発表しました。
当機構は、寄贈されたマスクの配布実務を請け負っており、配布先や枚数については、マスクの受給ひっ迫度合いや、人口や感染者数などの諸事情を勘案した上で決定しました。国民の健康と医療を守るために、まさに最前線で活動をされている日本医師会員様に対して、僅少ではありますが、医療現場のマスク調達を支援する目的で同年3月9日(月)着にてマスクを送り届けました。その後、配布する先の選定や配布方法、時期に関しては同医師会に一任しています。
今後も、全国でマスクが不足している場所の支援となるよう、様々な地域や機関に対して迅速に配布していきます。
■ジャック・マー氏からマスクを寄贈された経緯
2020年2月初旬、ジャック・マー氏は、医療物資の需給がひっ迫していた中国に対し支援を行うため、日本の防護服調達のために、当機構を通じて二階幹事長と連絡を取り、防護服を確保してもらえれば、同グループで買い取ると伝えました。二階幹事長はこれを受け、日本の各方面に当たり、12万4,200着の防護服を確保し、中国に無償で寄贈したいと申し出ました。最終的に、10万着を日本側東京都からの寄付とし、2万着あまりを同グループが買い取り、同年2月9日(日)、中国に送付しました。
同年3月2日(金)、防護服の寄贈を受けたお礼とし、ジャック・マー氏が設立した「馬雲公益基金会」と「アリババ公益基金会」によって調達されたマスク100万枚が、日本と二階幹事長に寄贈されました。
■日本医療国際化機構について
日中に跨る健康・医療事業を手がけてきた中で培った経験を活かし、日本政府が国策として推進する医療のアウトバウンド事業と歩調を合わせながら、社会貢献活動としてそれを補完あるいは推進するべく、この社団法人を設立しました。中国における豊富なネットワークを活用し、日本の医療資源を中国に繋ぎ、日中間の健康・医療に関する交流をプロモートし、その他のアジア諸国にその成果を伝えていく役割を担っていきます。
日本医療国際化機構サイト:
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