甲府市の自治基本条例

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自治基本条例

平成22(2010)年度は、甲府市自治基本条例に施行後4年以内に見直しと定められた時期にあたるため、甲府市自治基本条例推進研究会が設置されて検討が行なわれました。
平成23(2011)年3月25日、甲府市自治基本条例の推進に関する提言書が市長へ提出されましたが、その経緯を自治基本条例の第2期-検証として書きました。
推進研究会でも使用された条例の逐条解説をWebページに作成してアップロードしました。
2009年01月18日にブログから転載、編集した記事、「共同体のコンプライアンス」をここに置きました。自治基本条例とは地域コミュニティの慣習法を日本国の制定法で読み直し、擦り合わせて、コミュニティの慣習(インフォーマル組織の慣習法)を制定法遵法に改めようとする意味もあるのではないか、そんな事をふと思ったからです。この考察は今後も続けるつもりです。
平成20(2008)年2月19日に都留市自治基本条例(市民案)が完成という記事があります。「私たちのまちの自治基本条例をつくる会」のホームページから第18回会議のページです。市民案の市への提出は3月7日でした。
都留市サイトには都留市自治基本条例」ができました!(平成21年4月1日に施行、これがトップページのようです)、関連して「協働のまちづくり」(サイトの再編成を確認しました 2010.06.03)
甲府市自治基本条例 平成19年6月21日 条例第21号 (2007年8月22日にサイト公開のようです)
自治基本条例の説明は「甲府市広報2007年8月号」にPDFファイルがあります。より詳しくは以下の各ページをご参照ください。

平成19(2007)年6月定例会に提出され成立した条例が野中一二市議会議員のホームページに掲載されています・・・「甲府市自治基本条例(案)」・・・(案)となっていますが修正は無かったと思います。確認は甲府市例規集です。この甲府市自治基本条例に関するホームページはひとまず終了、今後の状況についてはブログに続けます。

2007年4月1日公開版を意見募集案として整理しました。ソースページが見えなくなっているので、意見募集の結果を踏まえた議会上程版を作成中と思います。6月定例会までに新規公開されるでしょう。2007.05.23

「自給組合-哲学と実践」というホームページに、2007年04月26日掲載の、「甲府市自治基本条例行政案について意見を述べます」がありました。このサイトには甲府市自治基本条例について多数の記事があります。「つくる会」に関係しておられた方々のようですが、私はこのページに気付くのが遅れました。

2007年2月20日に掲載された「甲府市自治基本条例市民案制定の私的総括」には「つくる会」に参加された方からのメッセージ、「つくる会」当初から2006年末に市民案が公開されるまでの経緯が個人的感想として書かれています。私が5月23日のブログ記事、「自治基本条例、その第2版」に書いたことは、あながち的外れでは無かったと感じます。
私のブログ記事で「私にとって最大の関心事はやはり情報公開に尽きます。」と書きました。情報公開のレベルを査定するのはジグソーパズルを組み上げるような仕事だと私は考えています。全体画が組み上がらないときに、どのピースが欠けているのか、それを見抜ける眼が必要なのです。そしてそのピースを公開させる基本法として甲府市自治基本条例があるのだと、私は考えています。2007.05.25

自治基本条例について書いたブログの索引
甲府市企画総室が担当のようです。
2007年04月12日の山梨日日新聞によると6月議会に提案されるようです。

2007年04月01日 甲府市ホームページで「自治基本条例に関する意見を募集します」が掲載されています。これは市民案を土台にして下記の議会案を取り入れた甲府市当局としての「素案」として提案されているようです。この件については別ページで書いてみる予定です、「コーディネーターとしての地方議員」というコメントも入ったブログ記事を書いていますので、それも踏まえての考察になるかと。
いまちょうど県議選真っ盛りですが議会・議員の役目をしっかりと認識することは住民自治が現実として貫徹されるための基本にあるように考えています。それだけに議員選挙は自分の将来を自分が選択する機会の一つなのだと思います。

甲府市議会議員野中一二さんの2月18日ブログ日記に、「自治基本条例における議会の役割」がありました。「全文はこの通り」のリンク先を読んでみて何だか変だな?と思いつつ、ページのサイトを確認すると甲府市議会ホームページの記事です。なんと!「市民案の第4章 市議会と市議会議員」とは別に、議会からの提案もあったのです。かなりの違いが感じられますが、詳しい事は後日ICT甲府としてホームページかブログの記事に書きます(この中の第4章 第1条~ というのは、今後の甲府市自治基本条例最終版で第3章から続く数字になると考えられます)。
議会ページは見ていましたが、「市議会に関する情報目次」にある「議会に関する自治基本条例案について」は市民案へのリンクだと思い込んでパスしていました。

2007年01月31日 ICT甲府のページとして編集しました-市民案(条文と解釈)

2007年01月07日-甲府市のホームページで、「甲府市自治基本条例(市民案)」が公開されているのを確認しました。

2006年5月27日の説明会で配布された資料をテキスト化してここに掲載することにしました。
2006年12月03日
自治基本条例説明会
自治基本条例説明会 2006.05.27

甲府市で自治基本条例を制定するという動きに初めて接したのは甲府市自治基本条例をつくる会による平成17(2005)年7月9日のフォーラムでした。これに参加したのも自治基本条例に関心があったというより、講師の西尾勝さんの話を聞きたかったというのが理由です。

西尾さんは「今後の基礎的自治体のあり方について」、いわゆる「西尾私案」で著名な方だと知っていましたが、自治の問題は私の中ではインターネットやNPOという自分に深い関係のある分野と関連付けて考えている事なので、西尾さんがどんな話をなさるのかに興味がありました。

フォーラム会場の山梨県自治会館は地図で確認し現地に着いてはみたものの、道路(青葉通り)から見て建物はあれらしいが入口は何処?それらしい道に入ってどうやら駐車場に到着でした。

この時の西尾さんの講演、「自治基本条例の必要性について」は甲府市のホームページに速記が残されています。私の手元にはその時に配布されたレジメがありファイルにして時々参照しています。

講演の後は江藤俊昭さんがコーディネーターで埴原一也さん、藤原真史さん、宮島雅展市長が参加されたパネルディスカッションでした。これも甲府市ホームページに記録が残されています。

二度目の参加は平成18(2006)年2月11日に甲府市南公民館で開催された「甲府市の自治基本条例策定に伴う意見交換会」です。この時は複数の会場で日程をずらせて行われましたが、私はこの日しか時間がとれませんでした。南公民館、地図を見ても道路のイメージが湧きません、どんな道なのか、車が通れるのか?山梨だもの車が通れないはずはない!・・・てなことで平和通りを南に下って行きました。

いや凄い、公民館とはこんなに立派な建物なのだ!土地の皆さまには申し訳けないが、私がイメージしていたのは木造平屋で学校の体育館を小さくしたような煤けた建物だったのです。立てつけの悪い引き戸を開けて中に入ると裸電球が下がっているような・・・(^_^;)

意見交換会は文字どおりにワークショップでした。これには参りました。椅子に座って前を向いて講師の話を聞くとばかり思っていたら、数人ずつグループに分かれた座談のテーブルに着かされてびっくりしている他所者となってしまいました。 この時に私はどんな意見を述べたか自分では記録をしていません。「つくる会」が準備して配布された資料は膨大かつ懇切丁寧なものでした。グループごとに集約された意見としては甲府市の問題点を指摘したり要望を述べたりと日頃のうっぷん晴らしのような感じがする声も聞こえたように思いますが、参加された皆さんがそれだけ甲府の事を親身に考えておられるのだと良く分かりました。
しかし、不満や要望を集めて条例にすることができるだろうかという疑問も感じたものです。

3回目は平成18年4月24日に甲府市総合市民会館芸術ホールで開催された「自治基本条例フォーラム みんなでつくろう、こうふの自治基本条例」です。22日にもありましたが私はこの日に都合がつきました。プログラムは以下のように予告されていましたが、まさに「予定は決定にあらず」となりました。

19:00- 開会・主催者代表挨拶 宮島市長
ご挨拶の終了が 19:34 この時のお話が「爾俸爾禄・・・」だったのです。
19:10- 自治基本条例について(総論) 江藤俊昭 制定研究会会長
出来た条例案を議会が審議するのでは無く、議員もつくる会に参加して議論していくこと
甲府市にとって何が大切か、どうしたいかを決めてルールを作る、それは中学生にも分かるような易しい文章の条例にする
その為には議会にも法律にも遠慮しないこと
19:30- ニセコをはじめ各地の具体的事例 藤原真史 制定研究会委員
19:50- 休憩
20:00- 条例と法の関係 埴原一也 制定研究会会長代理
20:20 からお話が始まりました
自治基本条例と法の関係での判例は未だ無い
情報公開条例のあたりから地方自治の立場で条例を活用する方向が出てきた
法に反するかより新しい制度が活用できるかの問題である
20:20- つくる会活動経過報告 廣瀬集一 つくる会会長
20:40- 甲府の条例の位置づけと今後の展望 江藤俊昭
時間の関係で最後に繰り下げ
20:50- 意見交換会
フロアーから3人程度のご発言で時間切れ
21:30 閉会
江藤さんのお話が少々でほぼ予定時刻に閉会となりました

第4回目は平成18(2006)年5月27日に開催された「自治基本条例市民案の説明会」です。これも下記のように3回、会場を変えて開催されましたが、私は日程の都合が良い初回を聴講することにしました。

「自治基本条例市民案の説明会」
5月27日(土)-甲府市総合市民会館3階大会議室、19:00~21:30
5月28日(日)-甲府市南公民館1階大ホール、19:00~21:30
6月 3日(土)-甲府市中道公民館2階大会議室、19:00~21:30
説明会の内容は、1.自治基本条例市民案の説明、2.意見交換会

今回は初めて全11章51条からなる自治基本条例の素案が示されました。前文については7通りの提案が出されていて、参加者は今回もテーブルに分かれていろいろな意見を述べ合いました。しかし説明会の時間が限られていますから、素案の逐条審議などできませんし、それを求められる段階に来ているとも言えないようです。

市内各所で合計4千人ほどのアンケートを集めているという報告もありましたので、それらが集約され、あるいは市民の皆さんの手元で素案が検討される時間的な余裕も必要でしょう。今後、市民と市議会との対話という場の設定があるかも知れません。

自治基本条例の素案はホームページなどでは未だ公開されていないようですから、ICT甲府ブログの方で掲載してみることも考えています。ブログが活用できるかなということですが、私も時間がないので全く未定です。
このページには18年5月末まで、私が参加させていただいた会合について記しましたが、資料類は未整理、未読のものが多くて、すぐにここに掲載できません。この記事は今後も継続して追加していく予定です。私のブログでも記事を書き始めました。2006年06月08日